今日は25日。
あわただしい中、時間はどんどん過ぎていく。
振り返れば、今年の夏はKPOという真空の中にあった。
季節感はなく、ただ息苦しい空間だけが今は記憶として残っている。
私は、時間泥棒にあったのだろうか。
ミヒャエル・エンデの「モモ」を思い出す。
私の家来に「モモ」という娘を持った男がいる。
早く大きくなって私の時間を取り返してほしいものだ。
「大・大阪博」渋谷で予想以上に賑わいを見せている。
やはり、これぐらい予算があれば間違わない限り盛り上がるのだろう。
詳細は、「フロムさんの大きなお世話」に書いたので、興味のある方はそちらをどうぞ。
しかし、時間がない。
フロムスリーもネットワークス851も決算は9月。
合間を縫って、決算書類をエクセルで作成している。
我ながら、次から次とよく仕事できるなと感心する。
いきおい、プライベートにしわ寄せがいき、友人達との約束もほとんど果たせていない。
今度食事でもしながらゆっくり話しましょうと約束したのに、そんなゆとりある時間はどこにもない。
仕事優先、業務処理優先、何て乾いた人生だろう。
とはいえ、私の業績は確かに積み重ねられている。
「ロック画報」「クイックジャパン」、2つの音楽誌の最新号に私のインタビュー記事が載る。
一つは、「大阪を耕す」というタイトルで、私の大阪文化への挑戦が書かれている。
一つは、山下達郎とアメリカ村というコンセプト。
「なにわ音楽博覧会」を企画したと言うことで私に白羽の矢が立ったらしい。
先日は大阪の産経新聞さんからコメントを求められた。
「ナンバ一番」とはどういう存在だったのかという内容。
大阪にいなかったので、それが記事になったのかどうか知らない。
誰かご存知なら教えて。
来年の作業も10月に入ったらすぐとりかからないといけない。
身体がもつかどうかだけが心配だが。
人の世は難渋なものだとつくづく思う最近の安部邦雄