- 200104のエントリ

今日は車での長旅。
今更ながらCDRに自分のお気に入り音楽をブチ込んで、10連奏CDで再生してみる。
本当に今更ながら、これはとっても快適。
いろんなアーティストのいろんな曲がかかるので、大変飽きにくい。
同じことをテープでやろうと思ったら、かなり大変。私のようにすでに基本ライブラリーをMP3で構築していると、ファイル変換＆焼き込みだけで済むので、本当に楽チン。
これでMP3ファイルを直で再生してくれるシステムだったら最高なんだけど。
メディアがCDだとすると、10連奏の場合、１枚に100曲入れたとして、1000曲の車内ライブラリーだ。
これが当たり前になる日は近いんだろうな。segawax

鹿島vs浦和。真っ赤なスタンドに行って来た。
浦和絡みの試合は、ヘンな浦和ファンが近くにいることが多い。
ムチャクチャえげつないヤジ将軍のオッチャンとか。
今日は真後ろが悲観的浦和サポ。
「あ?ダメだ」「なんでそこで遅くなるかなあ」「今日は山田調子悪いなあ（いつもだろ）」などなど、ホントにダメな浦和のプレーを１００倍情けなく見せてくれる愚痴っぷり。
後半はついに「やっぱりうまいなー」「ホントあいつらうまいよ」「うおっ、すげー。かっこいいなあ」などと、ほとんど鹿島について言及。
その素直な姿勢に好感を持ちつつ、鹿島の勝利と柳沢のゴールを噛み締めつつスタジアムを後にした。

ちなみにtotoは最高で８勝５敗。またダメでした。
segawax

早くも玉砕。
大分が勝って、新潟-大宮は引き分け。
おお、そういえば引き分けに張ったやつもあったハズ！
と安心していたら、そいつは大分負けにしていたのでした…。
やはりチビチビシングルを何種類か、っていうのはダメなんすかねぇ。
そういえば、昨日購入した時、60歳くらいのオバさん５人組が嬉々として買いにやって来てた。
ああ、totoも裾野が広がってきているんだなあ、とか思っていたらやはり今回、ついに売上30億円突破だそうな。
segawax

本日最終日ということで、ようやく観てきました。ダンサー・イン・ザ・ダーク。
上映後に前後不覚に泣き崩れる女性とそれを介抱する男性のカップルが…。

その後、新宿高島屋でやってる2002年ワールドカップ・フェアを見に行く。
“プロのキック・スピードを体感しよう！”というコーナーがあって、ゴールマウスのさらに後ろの防御ネット越しで、マシンで打ち込まれるボールを見る、というもの。
最初に一般人のスピード（40km）のボールが来る。
かなり遅い。
そして、プロのスピード（100km）！
これはさすがに凄まじい。
そして係員のお姉さんが言う。
「よかったら中に入って、一般人のほうのボール受けてみませんか？」
あんなトロいボール、わざわざ受けてどうすると言うのだ？
「プロのほうでお願いします。」
「いやあのプロのほうは大変危険ですので…。」
昔ハンドボールのキーパーをやっていたから大丈夫、などとウソをついてなんとか中に潜入。
メガネが破壊されるのはイヤなのでお姉さんに渡す。
しかしコレではよく見えない・・・。
そうだ、オレはビョークなんだ。オレはビョークなんだ…。
そして、ボールが発射される！

などという妄想をしてしまうほどヘヴィーな映画でした。
segawax

免許更新写真の話が出たので、私の体験談を。
あれは確か93年。うっかり更新期限を超えてしまったので、わざわざ府中まで行く羽目に。
申請に使う写真を現地で撮ると金がもったいないと思い、スナップ写真を撮って、それを規定のサイズに切り取って持って行く事にした。
ここで一つ問題が・・・。
その時、私は当時としては珍しいアフロヘアだったのだ。
70年代黄金期でもなく、ストリートファッション全盛のいまでもなく、まさに端境期。
街ですれ違いざまに、なんの脈絡もなくサイババの話を始めた親子、という体験もした。
ま、それはともかく、髪の毛の占める面積が大きいので、規定のサイズに合わせると、必然的に顔の部分が小さくなってしまうのである。
とは言え、規定は規定だ。
できるだけ髪のふちがギリギリになるようなサイズのものを選んで、切り取って持って行った。

申請書に必要事項を書き込み、写真を貼り、提出。
すると係官が
「なんだ、コレ？　あんたコレ持って来た写真だろ。大きさがおかしいよ。」

???中略???

タバコの話も出たのでついでに。
ベルギーがオランダに続いて大麻解禁したけど、日本ではまだまだ解禁されそうにもない。
個人的には解禁されようが禁止されていようがどうでもいいのだが、解禁待望論者の間でまことしやかに語られている説がある。

長くなるので以下はTHE PENGUIN AWAKES TONIGHTへ
segawax　

左のＡｂｅのインデックスから「安部邦雄全仕事」を選択して下さい。
私は、少なくとも１００以上の番組を制作してきました。
それを全部載せるのは大変な作業ですが、とにかくやってみたいと思います。
とりあえず、今年中には第２期ディレクター時代まではアーカイブするつもりですが、本当にできるかな。
何しろ一杯思い出したり、資料探したりしないといけないし。
安部邦雄　

この欄、ずっと私ひとりで書き続けてきましたが、今日からsegawaxが書き始めるらしいです。
明日の朝から、私、ミクロネシアに行ってまいりますが、その間、きっと彼がこの欄を埋めてくれることでしょう。
現地には私、パソコンを持っていきません。
仕事を思い出させるようなものは一切持っていかないと決めております。
現地に、使えるようなパソコンがあれば、ひょっとしたら何か書き込むかもしれませんが、ミクロネシアと言っても、グァムとかサイパンのような近代化した島には行きませんので、おそらく送れないでしょうね。
というわけで、次回の私の書き込みは５月２日の予定。その日には帰って来る予定ですが、どうなりますか。
安部邦雄　

本日（４／２５）、新会社「フロムスリー・ネットワークス」の登記が完了した。
ＤＴＲＰＳのためのベンチャー会社である。
昨年末から、会社の設立準備を始め、やっと今日産声をあげることができた。
申請日は４／１８だから、この日が創立記念日となる。
ものども、しかと心得るように。
自分で株式会社を立ち上げるのはこれが初めてだが、そんなに楽な作業ではない。
どうりで、一杯実用書が発行されているはずだ。
日本は手続きが多すぎる。その手続きで飯を食っている、役人や役人上がりも多すぎる。
手続きの簡素化反対を叫ぶ人たちも多い。うーん、どうなんでしょ。
車の免許更新時の写真添付をなくそうとしたら、更新所のまわりで写真をとっている業者が猛反対した。
ただでさえ、免許の更新期間が長くなっているのに、ますます客が減ると反対。
何だ、それ。そんなのも国が面倒見ないといけないの？
タバコの規制も同じような理屈を言う人が多い。
肺がんの死亡率が増えていると言う事実を無視して、タバコの栽培業者の死活問題だから、タバコの消費が減るような政策は反対。
これを政治家が真顔で言う。
それも、何かおかしくないか。
今、これで飯を食っている。それがどれだけ非能率・非合理なことでも変えたら影響が出るから反対。
生活を守れ！とにかく構造を変えることよりも不景気を何とかしろ！
構造変える方が早いんじゃないでしょうか？
小泉さん、頑張れといいたいところだが、今迄の経緯を全く無視して改革ができるのかどうか、私は甚だ疑問だ。
安部邦雄　

今年のＧＷはミクロネシアで鎮魂の旅に、と先日書いたら、敗軍の将、自民党の野中さんが「遺骨収集に行きたい」等と言っておられた。
私はそこまでの使命感はないが、どうしてこの時期に同じようなことを考えるのかなと不思議に思った。
そんなことありませんか。
何気なく思ったこと、そしたらみんなが思っていた。
これを時代の空気というのでしょうか？
昨日迄、自民党様々だった人々が、あっと言う間に拒否反応。自民党だけは許せない！愛想が尽きた！
何があったんでしょうね。（やはり加藤氏の反乱とその鎮圧の中で繰り広げられた人間模様がただただおぞましかったからか。）
一つの、キーワードはインターネットかもしれない。
インターネットが作る空気、それがネット世代に広がって行く。
携帯でメールを打っている段階はまだ可愛い。その後、人と人のインタラクティブな関係はどう変質していくのだろう。
私は今、時代が私をとても自由にしていると思いはじめている。
インターネットという武器（あるいはtool）を持ってから、私の中に危ういが自信のようなものが生まれはじめている。
これは何だろう、時代の空気のひとつなのか。
今回は結論はない。
ただこのテーマはこれからも出てくるだろう。皆さんの感じているものもよければ教えてほしい。いかがだろうか。

しかし、小泉氏、あんな妖怪どもの中で改革なんてどうやってやるつもりなのだろう。私なら、怖くてやれない。
安部邦雄　

日曜日の夜、「リーサル・ウェポン３」を見ないで、借りて来た「グリーン・マイル」を見る。
相変わらず、スティーブン・キングの全体の構成は見事だ。
スティーブン・キングの映画を最初に見たのはやはり「スタンド・バイ・ミー」。この人がミステリーの大家だとは全く知らなかった。
後、映画では「シャイニング」（あ、こっちの方が先か？私はスタンリー・キューブリックの大ファン）と「ミザリー」を見て、後はほとんどビデオの世界。
ＮＨＫが年末に「ランゴリアーズ」を２回に分けて放送した時は狂喜しましたね。
いいなあ、この着想！矛盾だらけだけど、許しちゃう。
ま、それでグリーン・マイルの話。
老人が当分死ねそうにないと最後に呟くのはやはりうまいですね。
同じプロットは手塚治虫先生の「火の鳥／未来編」（間違ってたらゴメン）の不死になった主人公という形で出て来ますね。
これは、ひょっとしたらスティーブン・キングがパクったかもしれないなあ。
私はでかい黒人「ジョー」の気持ちがよくわかる。
私は、同じような感性を詩にしたことがある。
「ぱっくりとあいた私の傷口から　少しずつ永遠の愛が流れ出す」と書いた。
無限の感性が人をぼろぼろにする、と私は苦しんだ。
もう、20年以上も前の詩だけれど。
彼の苦しみはすべてを背負うものの苦しみなのだろう。神ならぬものの限界。
キリストがすべてを背負って死んだのと同じ構造だろうか。

映画の話がちょっとそれてしまった。
でも、やっぱりスティーブン・キングはいいなあ。
安部邦雄