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ほぼ日刊イトイ新聞をずっと愛読しています。
昔は今程、メニューも豊富じゃなかったけど、へー、糸井重里氏は、なかなか時代についていっているな、と思った次第。
最初は、清水ミチコさんの日記が楽しみだった。次に鳥越さんのニュースネタにはまった。
最近は・・・いや、他人のサイトの宣伝をしている場合ではない。
ま、そういうことで私もサイトを運営する以上、毎日更新してやると思って、この欄を考えついた。
しかし、悲しいかな、戦闘機を竹やりで迎え撃つようなもの。蟷螂之斧そのものである。
しかし、私は負けない。家来ども、お前達も負けてはならぬぞ！
あれ、家来ども！家来ども！ええい、チャットで遊ぶな！メールで返事するな！昨日書いたことに過剰反応するな！

あ?あ、やっぱり私と糸井さんじゃ、腕が違い過ぎるか。
安部邦雄

会社のスタッフは４人いることは会社紹介でお分かりだと思いますが、そのうち３人は毎日コンピュータの画面の前におります。
ほとんど会話がなく、キーボードとマウスのクリック音しかしないこともしばしば。
電話もほとんどかかってこない。
誰もかけようともしない。
じゃ、３人とも孤立化しているのかといったらそうではなくて、情報交換はメールでやっている。
そばにいるのだから、直接言えばいいこともメールで伝える。
つまり、これはリニア思考とでもいうのかも。
マイペースで仕事ができるし、邪魔にもならないというか。
でも、これが理想の事務所なのでしょうか？
お前はイヤなのかというと、全く逆。
快適な職場環境というか、これだったら、どこにいても仕事はできるなと言う感じが強い。
でも、知らない人が見ると、ちょっと異常かも。
誰も一言も喋らないけど、意思疎通はきっちりはかれている職場、あなたは想像できます？
安部邦雄さん、少し静かにして下さい

休みの日は時間があれば図書館にいます。
歩いて５分というか、ほぼ目の前にあるので、新聞（８紙あります。）読んだり、雑誌読んだり、充実したひとときを過ごしております。
つくづく東京の文化度は高いなあと思います。
私の住む杉並区には何と図書館が１１もあります。
同じぐらいの規模の私が長く暮らした大阪市旭区には、何と図書館は一つしかありません。
区民が争って本を借りています。杉並区が先進国なら、旭区は発展途上国。
悔しいけど、どちらも知っている私には、雰囲気さえそういうイメージに見えてきます。
情けないぞ、大阪市！
ところで、今私が図書館から借りているのは、次の通り。
高杉良「銀行大統合」、中保喜代春「ヒットマン」、堀場雅夫「仕事ができる人、できない人」、田口ランディ「スカートの中の秘密の生活」、月尾嘉男・田原総一朗「ＩＴ革命のからくり」の５册。
いずれも、ベストセラー物で、みんな予約して借りている本ばかりです。
前は、ほとんど買って読んでいたのですが、近頃は場所をとるだけなので、保存の必要がある本以外は買うのはやめにしました。
杉並区に住むメリットですね。
南の島で読んだ本も、図書館から借りた本です。
田原総一朗「日本の戦争」でしたが、ヤシの木陰でハンモックにゆられながら読了しました。
他に、ストリーミング技術の解説本も持っていったのですが、こちらはほとんどお勉強もので、雰囲気にあわず、読むのを途中でやめました。
海に浮かんでいる方が、そりゃずっと楽しいですからね。
今回読んでいる中では「ヒットマン」がちょっと悲しいですね。
９７年、宅見組組長を新神戸オリエンタルホテルで暗殺したヒットマンの手記です。
「いやな渡世でござんす」というところでしょうか。
今日は、「大使館なんかいらない」という大使館の告発本を予約してきました。
個人的には、田中真紀子、負けるな派です。
安部邦雄

経済の話です。バッティングの矯正ではありません。
気候がよくなると、前のグランド（三井の企業グランド）で野球大会が始ります。ぼーと見てるとなかなか楽しいですよ。
経済の話です。
生まれてからずっと、私は右肩上がりの世界に生きてきました。
経済は成長するものだったし、物価は毎年上がるものだったし、土地も持っていればずっと値うちのあるものだという自明性の中におりました。
でもデフレというのでしょうか、近頃、物価がどんどん下がっております。
土地の値段も底だ底だという業界人を尻目に、まだまだ下がりそうな勢い。
考え方を変えないといけないのかなと思いはじめました。
右肩上がりが正しい、上昇的スパイラルが正しい、指標が下がるのはすべて間違い、なんて自明性から抜け出さないといけない。
自明性、そうなんです、私達の敵はすべて、この自明性に起因するものなのです。
ふだんは全く意識していないが、何かの拍子に顔を出し、それで民衆を巻き込んでしまう、魔物のような存在です。
詳しい話は省きますが、今、私達の取るべき道は、右肩上がりの自明性を意識しなおすことです。
拡大再生産は正しいか、会社の売上げは毎年何が何でも前年を上回るべきものなのか。
時代がデジタルを基調にし始めてから、私の中の自明性は今強く揺さぶられています。
今ある私達の自明性を疑え！
私の書くインターネット私見は、今後もこの疑いの中から生まれてくるはずです。
安部邦雄

２０回忌だそうです。segawaxの受け売りです。
私のレゲエ体験。最初は「レガエ」と言われていました。
ミリアム・マケバもそうだったらしいです。
ふうーん、ですね。
ビートルズの「オブラディ・オブラダ」もそうなんだとか。
こうなるとよくわからんかったですね。
ちゃんと聞いたのは、ジミー・クリフからです。最初にライブを見た時、感激してしまいました。
こんなに楽しく演奏しているなんて信じられない！
ボブ・マーレーは「アイ・ショット・ザ・シェリフ」から。
勿論、エリック・クラプトンの流れで聞いたわけですけど、こりゃ単純に音楽として聞くんじゃなく、イデオロギーとしても聞くべきだと思いました。
それゆえか、ジミー・クリフほどはボブ・マーレーは楽しくなかったですね。
ファッションとして、ラスタだとか例の三色旗（ラスタカラー）なんかも遅れてトレンドになりました。
何か違うんじゃない？というのがその時の私の感想。
それも今は過去。ドレッドヘアーも近ごろはあまり見られなくなったし。
あの頃、音楽番組を作るものは混乱しました。特に、アフリカサウンドなども入ってきて、どう紹介していいものやら。
ボブ・マーレーって死んで本当にもう２０年？
そう言えば、ジョンレノンもそれぐらいですね。
降る雪や、明治は遠くなりにけり、ですね。
安部邦雄

ということで事務所前は大騒ぎ。
前のビルの一階でわけわからん増築工事をしていたが、そんなところに、あのレッサーパンダが。
しかし、似顔絵に似た男が働いていると通報があったそうだが、そんなのよくわかるものだ。
私なんか、絶対に気付かないなあ。
しかし、この工事は前から気に入らなかった。何をしているのかよくわからんかったし、騒音もうるさい。しかも何のあいさつもない。
普通は手ぬぐいの一つも持って挨拶に来るものだろう・・。
関係ないか。
大阪からレコード会社の人間が来たので、この雑踏の中を外出したのだが、路上で一人の女性がはだしで、股開きかげんに寝そべって居た。
横で背広を着た男が「起きろ！」とか言って、平手打ち。
それを警官が距離を置いて見ている。
何だ、この町は？
山盛りの専門学生が野次馬よろしくウロウロしているし、わけわからん、ま、そういう場所に事務所はあります。
股は閉じてね

いま上空がヘリで一杯です。
さっき軽くラーメンを食べて事務所に戻ろうとしたら、事務所が入っているビルの前に撮影クルーと人だかりが・・・。
おっ、さてはヒロスエとジャン・レノが極秘撮影？　と思ってヤジ馬していたら、スタッフらしき人が
「あのー、この工事現場っていつから工事してましたか？」
「なんかあったんすか？」
（えっ、知らないの？　という顔をして）
「レッサーパンダがここで働いてたんですよ」
さすが代々木アニメーション学園のお膝元、ペンギン村には負けないぜっ！
赤貧の獅子ガオワックス

このサイトの管理人はよくコカ・コーラを飲んでいる。
今もデスクの上には飲みさしのボトルが置いてある。それとコーヒー牛乳も。
子供みたいな奴だと思うが、実を言うと私もコーラが大好き。
アンパンと一緒にコーラを飲むととてもおいしい。
変かな？
コーラとの出会いは中学生時代。下校時によく飲んだ。
コーラ自体は昔からあったそうだが、テレビコマーシャルはちょうど私の中学時代からだったと思う。
少なくとも私はそれまでは知らなかった。
親は、薬臭いと言って全く飲まなかった。今もそうだろう。
一番よく飲んだのは、高校時代。サッカー部だったので、練習の後とか、試合の後にはがぶ飲みした。
その時ののど越しが今もこのあたりに・・・。
途中で味が変わったとか言うが、今となってはよくわからん。
今もホントはがぶ飲みしたいと思うこともあるが、カロリーの関係で自重している。
ＦＭ大阪時代にコカ・コーラ提供で２つほど番組を制作した。一つは杉田二郎さんと「Come on in Music」。もう一つは伊藤銀次氏と「Coke Sound Shuffle」。
タイトルは当時のコカ・コーラのキャッチフレーズをそのまま使っているのがよくわかる。
こういうタイトル、私は本当は嫌いだった。俺のセンスが疑われると思ったからだ。
それと、代理店から、番組内でコーラとは絶対に言うなと釘を指された。
コカ・コーラときっちり言うか、もしくはコークと言ってくれ、だそうだ。
一応そうしたが、本音は「じゃかわしわい！」だったな。
でも、スポンサーの担当の人はいい人が多かった。
代理店さえごちゃごちゃ言わなければ、もっと仲良しになれたと今は思う。
安部邦雄

ラジオ大阪の草分け的深夜番組「アナウンサーコーナー」の続きです。
私の記憶にあるアナウンサーといえば、まず月曜日担当の島津アナですね。
後にＫＺＯＯというハワイの放送局に出向されますが、島津アナの功績といえば、テーマ曲をシングルカットさせたことですね。
月曜日のテーマ曲はクレバノフ・ストリングスの「モアー」でした。
御存じ映画「世界残酷物語」のテーマ曲のカバーものです。
ところが、私にとっては「モアー」といえば、この曲になってしまいました。
それぐらいこのアレンジはグッドなのです。
島津アナも放送でレコード会社とシングルカットの交渉中とよくおっしゃっておられました。
大阪のローカル局のテーマ（それも月曜日だけ）曲がよくシングルカットされたものです。
その後、私もＦＭ大阪にいた時、これと同じ理屈で１枚のシングルをあるレコード会社からリリースしてもらいました。
水谷ひろし「放されて」がそれです。
簡単に書きますが、並の努力ではありません。
そりゃ、レコード会社も商売、売れないものを出すわけはありませんからね。
この曲はその後、ニック・ニューサー盤がヒットしたので、今やどこのカラオケにも入っております。
埋もれかけた曲を発掘した自負と言うのは今も強くありますね。
ところでアナ・コーナー、ＦＭ大阪に移った大島さんにひとりひとりのアナウンサーの方について質問したのですが、全員ケチョンケチョンにけなされました。
外から見ているだけではわからないものですね。
安部邦雄

昨日、『９５００万人のポピュラーリクエスト』をラジオ大阪で聞いていたと書きました。
当時は、私はラジオ大阪フリークでした。（民放ＦＭ局はまだありません。）
一番のお気に入りは、「題名のない番組」（通称ダイナシ、桂米朝・小松左京出演）。
一言でいうと、粋な番組でした。女性のアシスタントの方は局アナで何とか美智子さんが初代で中西アナが２代目だったかな。
誰か知っている人いたら、補足して下さい。
ラジオ京都（現ＫＢＳ）にも同じような番組で、米朝師匠とイーデス・ハンソンさんの番組がありました。
衣笠山の狸坊や、衣笠山の狸親父、ドスケビッチ・オナゴスキーさんなど、ユニークなリクエスターも多かった。
こういう番組が、一時期死にかかっていた上方落語を復興させるのに力を発揮したのは間違いないでしょう。
で、ラジオ大阪の話。
中学生が深夜放送を聞く等、まだとんでもない時代に、１１時から２時まで放送していたのが、「アナウンサーコーナー」。七人の男性局アナがそれぞれ好きな音楽をかけながら、ああでもない、こうでもないと喋っていた。
私はこれにはまり、その中のおひとりである大島アナがＦＭ大阪に移ったことから、ＦＭ大阪を志望したといういきさつもあります。（ま、第一志望ではなかったですが。）
後、仁鶴さんが売れるきっかけになった「大阪オールナイト」なんてのもありました。
ま、これらはいつかまとめてお話しましょう。
ラジオ大阪で憧れた人に中西ディレクターがおられました。
私が面白いなと思った番組は大抵、中西ディレクターでした。
ＦＭ大阪に入ってめざすは中西Ｄだったのですが、私が現役の頃は、もう中西さんは往時の覇気はありませんでした。
たまたまお会いした時、「中西さんの番組のファンでした」といったら、苦笑いされただけでした。
とても、寂しい経験でしたね。どうして、こんな才能豊かな人を、組織は潰してしまうんだろう、とね。
でも、それが世の中なんですね。
「今を生きる」のロビン・ウィリアムスに涙した気持ちが又甦ってきました。

安部邦雄