東京に来て、金曜日の夜がとても嫌いになった。
何が嫌いかというと、帰りの電車である。
私は仕事柄、どうしても帰宅が終電間近になる。
東京は、若い人が多い為か、この終電が意外と混むのだ。
夜遅くなると、乗客は男の方が多いかというと、これがそうでもない。
男と女、ほぼ半々である。
ややもすると、女の人の方が多い時もある。
12時すぎて、駅からの暗い道をみんな用心しながら帰っている。
何か、襲われるのも覚悟、という悲愴感すら漂っている。
で、その終電間近の電車。
金曜日になると、ますます混むのだ。
それも、半分が酒を飲んでいる。
酒のにおいというか、ゲロのにおいというか、電車の中は不快な臭いで一杯だ。
こんな連中と一緒にぎゅうぎゅう詰めにされたら、たまらんよ、本当に。
そういえば、最近大阪の電車にも女性専用車両ができてきているようだが、東京との明確な違いがある。
それは、大阪は朝のラッシュ時に専用車両があるのに、東京では深夜にあるのだ。
つまり、東京ではそれだけ深夜に女性が電車に乗る確率が高いのである。(大阪の電車は、終電車となるとそんなには混まないという記憶があるが)
しかしねえ、東京の女性の皆さんは、何故こんな遅い時間まで遊んでいるのだろう。
やはり親と同居している女性が少ないからなのだろうか。
門限なし、とっても自由。
でも、物騒な世の中なのだから、10時までには帰宅したほうがいいと思うよ。
夜中の12時過ぎ、私がいつもの散歩コースをウォーキングしていると、帰宅する女性によく出会う。
向こうがこわごわ歩いているのがわかるのだが、そんな怖い思いをするなら、早く家に帰ればいいのにと老婆心ながら思ったりする。
とにかく女性は早く家に帰りなさい。
特に金曜日の夜は、家でゆっくりと読書でもしましょう。(?)
少しでも、金曜の夜の電車が空きますように。
とにかく、仕事でぐったりしているのに、酔っ払いの吐く息で気分が悪くなるのはごめん蒙りたいものだ。
自分が酔っぱらっている時は別だけどね。
井の頭線の渋谷駅の最終は特にひどい、人が電車からはみ出しているという印象だ、後から来たものはどうやって乗ればいいのだと本当に思ってしまう、東京の終電はまともじゃない、安部邦雄