近ごろのテレビはマゾヒストの客を相手にしているのではないかと思えて仕方がない。
これでもか、これでもかと人々を不安に陥れるようなことばかり流す。
番組の組み立て方、音楽の入れ方、言葉の使い方、どうです、皆さん怖いでしょう?。
夏の怪奇番組の作り方と同じ手法、同じ演出。客の反応もやはり同じなのだろうと推察される。
え、何これ?うわあ、怖いわねえ、キャアーやめてー、で、それからそれから?。え?どういうこと、不安?、ほんとどうしよう、え?それなに?いやあん、大変じゃん、で、それからそれから?。
怖い怖いといいながら、早く続きを見せろと迫る客。ワイドショーの数字なんてこういったマゾヒストあればこそであろう。
私はこのての番組、見る度に気分が悪くなる。お前ら、ええ加減にせんかい!と一人毒づいている。
つまり、私はマゾヒストではないということか。
よく、こんな愚にもつかない番組を飽きもせず見るものだ。
大体、話を思いきり引っぱっていって、さあ、ここで真実が!という時にCMに行く手法など、内心許せない。
こんなやり方、誰が考えたんだ。
こうすればザッピングを防げる(つまりCMを見てもらえる)というので、繰り返される手法だが、こんなことばかりやっていると、段々番組を見られなくなるぞと警告したくなる。
とにかく、私には不快だ。
客はマゾヒストばかりではない。
どんどんインターネットに客をとられるぞ。わかってんの?
同時多発テロ事件、不安をしこたまあおっておきながら、「やはり、いたずらに不安に陥らないことです。」等と言うのはどんな神経しているのか。
炭疽病がテロだ?
そんなもの、確信もないのに報道してどうしようというの?
ワクチンが日本にはない?
だから、誰が何の為に日本の国内に菌をばらまくわけ?
怖がらせるだけ怖がらせて、どうせ後は知らん振りするつもりだろう、違う?
テレビはお化け屋敷か!
おれは、そんな屋敷は願い下げだぜ。
で、今日ちょっと思いついたことを書く。
イスラム教て文明の発達に追いつけるのだろうか?
中東って、石油が出るからまだ金持ち気分でおれるのだろうが、石油が枯渇したらどうするのだろう?
大体、ラマダンとか、女性差別だとか、メッカ巡礼だとか、あまり合理的でない教義が多過ぎやしないか。
豚を食べてはいけない、酒を飲んではいけない。
キリスト教の国では、もはや文明を拒否するような教義はほとんど捨てられつつある。
仏教国日本でも(日本は神の国というオッサンもおるが)、殺生でも妻帯でも全部解禁されてている。
イスラム教の戒律は足枷にならないか?これで文明社会としての未来は可能か?
結局、イスラム教を支えているのは、石油という富ではないのか?
経済力に支えられない宗教は衰退する以外道はない。
大丈夫か?イスラム教。
やばくなったら、一斉に他の宗教国にテロ攻撃!(この場合は侵略というべきか)なんてことないよね?
それだけは、やめてほしいなあ。
私は、石油を失った時のアラブ諸国が今とても不安なのだが、その点いかがなものでしょう。
ホントに大丈夫?イスラム教。
人生は不安との戦いだ、それが人間だと言う人もいますが、安部邦雄