あるアーチストのサンプルが届けられた。
興味ありありだったので、早速愛用のマックにぶち込んだところ、これはCD?DAじゃないのでここに入れるなという意味の表示が出た。
こんな表示が出たのは初めてだったので、しばらく呆然。
アイコンもCDの形ではなく、見たこともないようなデザインのものが。
これはCDとちゃうよ、とでも言うようなアイコンだった。
そう、CCCD、コピーコントロールCDだったのだ。
サンプルCDは、すべて普通のCD(CDDA)で配っていると思っていたので、ちょっと愕然。
そうか、サンプルにもCCCDを使うようになったのか。
私は、今や音楽はほとんどマックのituneで聞いている。
邪魔くさくて、わざわざCDプレイヤーで聞く気になれない。
何しろ、私は仕事で音楽を扱っている面が多く、マックで済ませられるならそれに越したことはないのだ。
マックは見事にコピーコントロールCDを吐き出す。
先ほど、怖いもの見たさでもう一度、そのCCCDを入れてみた。
今度はセリフが違った。
「これはこのコンピュータで読めません。初期化しますか?」
初期化!?
つまり中味を消してしまうと言うの?
面白い、消してみろ!と煽りたくなったが、本当に消されたら困るのでそれ以上はしなかった。(消えるわけないとは思うが)
マックは本当にコピーコントロールCDはお嫌いらしい。
今度は、ituneを先に立ち上げ、無理矢理CCCDを読ませることにした。(マック、壊れたらどうしよう?)
そうすると、何とか音は出た。
しかし、回転が空回りする音がずっと聞こえて来る。
車のエンジンに問題があって、異様な音がずっとしているのと同じような不安感がある。
CCCDはプレイヤーを破壊するという意見も良く聞くが、確かにマックを壊されやしないかとヒヤヒヤするのは事実だ。
レコード会社のみなさん、やっぱりCCCDはやめましょうよ。
私のマックにかけても、何の問題もなく聞けるものにして下さいな。
違法コピー問題は、もっと違うやり方があるんじゃないですか。
悪いけど、CCCDのサンプルなら要りません。
商売道具壊されたら、元も子もないです。
マックにCCCDを入れないように用心していたのだが、まさか新曲のサンプルを態々エラー信号入れた分を使うとは思わなかったので、つい入れてしまった、ほんま、壊れたらどないしてくれんねん、安部邦雄