100円で、カルビーのポテトチップスは買えますが、カルビ ーのポテトチップスで100円は買えません。あしからず。
藤谷美和子のデビューCMの一節をふと思い出してしまった。
この頃は、ポテトチップスは100円だったわけだ。
100円で買えるものって、昔は色々と考えたりしたものだが、今は簡単。
100円ショップにある商品を思い出せば済むことなのだから。
とはいえ、昔だったら絶対に思いつかないようなものが一杯店にあるのは考えさせられる。
CDが100円、なんて80年代には絶対想像できない。
何をどうすれば、60分の音楽の入ったCDを100円で売れるのか。
ロットが100万枚だと可能なのだと言う人もいる。
凄いもんだね。
100円ショップができて感動したものは、文房具類のほとんどが100円で売っていたことだ。
昔、一本150円ぐらいで売っていたボールペンが5本も入って100円だったりする。
文房具で、マージンが相当あったんだなあ、と感心する。
学校の前にたいてい文房具店があったが、きっとしこたま儲けていたことだろう。
くそ、気分悪!
衣料関係も100円で売っていたりするのに唖然。
Tシャツはわからないでもないが、ズボンとかスカートを100円で売るな!
しかも新品なのだから、一体どうなっているんだと混乱してしまう。
包丁100円はちょっと怖い。
切れ味云々よりも、誰でもが簡単に刃物を買えるなんてぞっとしないか。
手裏剣のように、投げられたら怖いぞー。
矢鴨とか矢猫の比ではないぞー。
電球100円はとても嬉しいが、できれば蛍光灯も100円で売ってほしいなあ。
電球が作れるのだから、蛍光灯が作れないわけがない。
きっと電器屋の誰かが邪魔しているのだろう。
今1000円ぐらいで売っているものが、続々100円で売られるようになったら、100円ショップはまだまだ伸びるだろう。
せっかくコンビニ等で薬を売ることができるようになるのだから、医薬品を100円で売ればいい。
風邪薬100円、胃腸薬100円、頭痛薬100円。
売れないはずはないが、薬品会社は黙っていないだろうな。
昔、ダイエーはそれで薬品業界から徹底的に攻撃を受けたし、最近では河内屋が撤退を余儀無くさせられた。
しかし、中国あたりの薬品会社と組めば絶対に100円にできるはず。
衣料品が良くて、何故薬はだめなのだ。
厚生労働省が邪魔をするに決まっている?
やっぱりそうだろうなあ。
私ができそうに思えるのは、ポケットPC。
電卓を100円で売れるのだから、今では絶対に作れるはず。
そんな高機能はいらない。
簡単なメールを送受信できるだけでもいいし、簡単な電話機能がついているだけでもいい。
ipv6の時代には、100円の電話機は充分実現できると思う。
私はよくわからんが、誰か作ってみたりしませんかね。
100円文庫ってのもいいなあ、え?旧作ならもうある?そういえばBOOKOFFにも100円コーナーってあるものねえ、安部邦雄