私が初めてインターネットと出会ったのはいつだったろうか。
正確には思い出せないが、初めてネットサーフィンしたのは1995年だったろうと思われる。
まだ、segawaxが前の会社に勤めていたころで、そこにあったPCが自由に使えたので試しにやってみたのを覚えている。
ソフトもNetscapeぐらいしかなかったような気がするのだが、segawaxの記憶はどうかな?
ヨットのイラストが画面の端に出ていたバージョンだった。
当時は日本語バージョンじゃなかったし、ヤフーもあんまり使った記憶がない。(調べるとYahoo! JAPANのスタートは96年4月だった。)
サイトも今ほど潤沢ではなかったし、当時は一体何を目当てにネットサーフィンしていたのだろう。
インターネットを開発したのは、御存じだろうが、アメリカの国防総省である。
1975年のことだ。
専ら軍事用であったことも御案内のとおりである。
今のWWW方式の開発が91年。
日本に初めてプロバイダができたのは92年なんだとか。
そういえば、私がそういうものがあるらしいという情報を聞いたのもその頃だったような気がする。
今の会社で、9600(遅い!)のモデムを使ってインターネットを使いはじめたのが96年だった。
これはsegawaxが入社した年でもある。
彼はMXテレビのインターネット番組に関わっていたこともあり、使っていたのはほとんど彼だったろう。
ネットサーフィンなんて、その当時は重くってろくすっぽやらなかった。
電子メールのやりとりぐらいが関の山だったろう。
Eudraで受信しあった文書の一番古いのが96年11月で残っている。(もう少し前から使っていたはずだが、データとしては現存せず。)
そろそろインターネットが一般化しはじめたのが97年、この頃になると俄然受信件数が増えている。
それまでに、モデムは28800に買い替えていた。
ネットサーフィンが辛うじて楽しめるスピードである。
私の中でインターネットが重要な位置を占めはじめるのは98年ぐらいからだろうか。
「まぐまぐ」で、いくつかのメールマガジンを購読するようになっている。
マーケティングに目覚めるきっかけになった森行生さんのMM「私はこう見る?コンサルタント生の本音情報」に出会ったのもこの頃だった。
segawaxがメールマガジン「Beats on Wax 」をスタートさせたのが99年4月。
私がメールマガジン「インターネット私見」を始めたのが2000年の6月である。
何とこの2?3年で劇的に私達の運命が変わっているのに気づく。
ドッグイヤーという表現があるが、まさしく本質をついていると思う。
何て変化だろう。今までの時間の流れとまるで違う世界。
それがインターネットの世界だ。
50年生きてきた私が、本当にこの2?3年で劇的に成長した。
今はまだ発展途上で、必ずしも的確な表現はできそうにないが、実に感動的な変わり様である。
そして今の私にとって、インターネットは私の母なる大地である。
そこから、多くの知識、多くの情報、多くのクリエイションが生まれつつある。
私にとって、インターネットは太陽でもある。
このままではインターネット教さえ作りかねないほど、私はインターネットべったりである。
来年は、今のISDNからADSLに変わる。
そして、それほど遠くない未来には光ケーブルが。
その時私がどう変わるか、現在の私にはまるでわからない。
でも、おそらく私は変わる。絶対に変わって行く。その時の私が肯定できる存在かどうか、少し不安な楽しみだと微笑する、気持ちが悪いかもしれない今の私である。
segawax、誤りがあれば訂正しておいてね、安部邦雄