今日のお昼、おそらく半分の人が、テレビを見ていたことでしょう。
私は、郊外に行っていたもので、ライブは高速のパーキングで後半の一部を見ただけだが、しかし、小さなテレビ一台に100人以上の人が釘付けだったのが印象的だった。
パーキングだけに色々とサッカーへの関心度がよくわかった。
見ている人の7?8割は男性。
女性は一部の若い女性を除いて、買物やトイレに夢中(?)
大体、サッカーに興味のある女性は、こんな郊外のパーキングにいるわけない。
サッカーが行われているのは知っているが、旅行とか、どこかへお出かけ優先の人が多そうである。
一応、日本人の最大関心事なので、しばらく画面を見ているが、何だかんだと感想を述べながら、どこかへ行ってしまうのが一般的のようだ。
男はその点、違っていた。
みんなうどんをすすったり、フランクフルトを加えながら画面に夢中。
本当は、どこかでゆっくりテレビを見ていたかったが、仕事とか付き合いがあって、仕方なく高速道路のパーキングでテレビを見る羽目になった。
とにかく、ニッポン頑張れー!
ま、そんな感じだった。
もっと大きなサービスエリアだと、人はもっと多かったろう。
とにかく、高速道路は空いているのに、パーキングは車で一杯。
駐車場所さがすのに苦労したよ、ほんと。
でも、ワールドカップは、こうなると社会現象ですな。
ハレとケで言うと、立続けにハレが続き、人々はなかなかケに戻って来ないというか何というか。
日本で1ヶ月もハレが続くということは、近頃なかったような気もする。
はて、人の心は、この放電現象の中で、どう変質していくことだろうか。
そう、これは日本民族の、壮大な放電現象そのものだ。
どこまで続くかは知らないが、そのうちこのエネルギーも枯渇することだろう。
少ない貯金をパーとバクチに注ぎ込んでいるようなものかもしれない。
残念ながら、今回も老人の皆さんは、一杯ある貯金をお使いにはなっていないようだが。
若い人たちだけの金じゃ、長続きしないということですね。
郊外はどこもガラガラでした、こうなるとサッカーというのは都会的な遊びだということが実感されますね、日本では、安部邦雄