三日前に月の話をしたが、今日は曜日の話をしたい。
曜日でまっ先に覚えた英語はサンデーだった。
もちろん、「少年サンデー」からである。
創刊は1959年だとか。同じ年に「少年マガジン」も生まれたと記憶している。
サンデーだから日曜日に売り出していたのとかというと、どうも違うような気がする。
発売日と発行日が違っていたのかもしれない。
今でも、「ビッグコミックオリジナル」は大阪の方が東京より一日早く売りに出されたりしている。(昔の愛読誌だったからよく覚えている。大阪で買って帰ったのを見た東京人が「あれ、もう新しいの出たの?」と驚いたりしていた。)
ちなみに少年雑誌はサンデーが出る迄、すべて月刊誌だった。
一番の人気が「少年」で、鉄人28号と鉄腕アトムの2大ロボット漫画が連載されていた。
兄が、「少年」を買っていたので、私は「ぼくら」を買ってもらっていた。
でも、質はぐっと落ちた。
使っている紙も「少年」は上質紙で、「ぼくら」はザラ紙のようであった。
ま、これは兄に対するやっかみみたいなものかもしれないが。
少年サンデーは、「伊賀の影丸」が一番好きで、ついでに「オバケのQ太郎」と「おそ松くん」を愛読していた。
伊賀の影丸の邪鬼はすごかったなあ。
何しろ、殺しても殺しても生き返るんだから。
ま、今から考えたら、馬鹿馬鹿しい限りだけど。
横山光輝さんも、よくこんなゾンビ野郎を登場させたものだ。
何か、曜日の話がどこかへ飛んで行ってしまったね。
英語で曜日を覚えるのて、ちょっと大変じゃなかったですか?
サンデーはまだしも、マンデーはMonだったし、チューズデイとなるとスペルがきつい。
ウェンズデイはウェドネスデイと覚えるしかなかったし、サーズデイはThursと書くのが難しい。
フライデイは、ロビンソン・クルーソーの召し使いがそんな名前だったかな、と思っていたし、サタデイはやはりturというフレーズが入って覚えにくい。
で、ちょうど中学一年生の頃にコマーシャルで流れていたのが、表題のサンスターガムの歌だった。
サンデー、マンデー、サンスターガム
チューズデー、ウェンズデー、サンスターガム
サーズデー、フライデー、サンスターガム
サタデー、やっぱり、サンスターガム
いやあ、便利、便利。
私はこれで一発で英語の曜日を覚えさせてもらいました。
ま、メロディを知らない人には、ピンと来ないでしょうが。
サンスターには、変なフレーズが多かった。
朝はサン、夜はスター、サンスター。
何かそのままでしょ。
当時の変なコマーシャルソングというのは、他にもたくさんあった。
ライオン歯磨のナイトライオン。
夜専用の歯磨というふれこみだったが、何故そんなものを売り出したのかよくわからない。
♪グッドナイト、ナイトライオン
グッドナイト、ナイトライオン
お空のお星様?
(以下繰り返し)
さて、皆さんはどうやって英語の曜日をおぼえられましたか?
火、水、木が試験に出ると、正解率がやはり悪かったと記憶している、先生の立場からすると、試験に出すならこの3つからという気になるのはわからないでもない、安部邦雄