◎住基ネット
上柴とおる先生から問題提起がありましたが、まだ何も考えつきません。
杉並区民は、中田区長が拒否されているので、住基ネットの実感がないのです。
でも、国に管理されるイメージは嫌悪感を与えますが、人間を数字に置き換えるのは反対という立場には私は立ちません。
人間はすでにデジタル化されて管理されはじめています。
デジタルの世界では数字であろうと、漢字であろうと、映像であろうと、形態に何ら違いはない。
怖いのはジョージ・オーウェルが描いた世界とか、映画「華氏451」のような超管理社会。
住基ネットはそのための第一歩なのかどうか。
◎浜崎あゆみ
前に、浜崎あゆみはもうカリスマ性を失ったと書いた。
しかし、マスコミは相変わらず彼女を若い子のカリスマのように描く。
ブームを作り出す層(いわゆるイノベーター)が、既に彼女を無視しているという事実は変わらないが、浜崎あゆみで商売してきた層が何としてでも彼女をカリスマに残しておきたいようだ。
押さえておきたいのは、所属レコード会社の株価対策、そしてその会社の宣伝費を一手に握って来た某広告代理店の動き。
彼女を復権させようとやっきになっているのは、広告代理店だと言ってもよいのでは。
中国でのライブコンサートをしきったのも、この代理店だし、10月からのフジテレビの枠を押さえたのも、おそらくここだと私は推測する。
しかし、一度地に落ちたカリスマの復権が成功した例は少ない。
ナポレオンだって、結局再起出来なかった。
◎民族差別意識
日本人は、外人が苦手だ。
アジア人であれ、欧米人であれ、黒人であれ。
苦手だから、白人にはややこびた態度で接し、アジア人には蔑視で接する。
黒人系は、どうつきあっていいかわからないが、基本的には怖がっている。
白人とそれ以外の人種とのつきあい方が違うということを責める人もいる。
でも、日本人が外人を排斥しようという性向を持っていることは疑いえない。
排斥の仕方が、お客さん扱いして早く帰ってほしいと思うか、頭から侮蔑的な言葉まで使って排除するかの違い。
日本人が本当に世界の人とつきあうつもりなら、外人に対する苦手意識をなくすことだ。
苦手なものは、何もしなければ苦手なままだ。
海外に育った帰国子女は、そういった環境で育って来たから、外人と一緒にいることに少しも違和感がない。
外人を苦手と思わないようにするには、日本人を一定期間海外に住むことを義務化するか、外人をどんどん日本に定住させて、違和感をなくすことだろうか。
いずれにせよ、ほとんどの人が嫌がるのは目に見えているが。
◎何故株は下がる
機関投資家(外人含む)が買わないこと。
個人投資家が買わないこと。
何故買わないか?
どの企業も信用が置けないのと、しばらく様子を見るのが賢いと思うからだろう。
淘汰される企業が投資先の中に混じっているのは確実だとしたら、それがどの企業かわからないのに投資等できないというのが普通の感覚。
政府は、「大丈夫です、どの企業に投資しても安全です。」と口先だけ言っている状況だ。
で、それで大損しても、何もしてくれないことは明らかだ。
安全というなら、それを証明しろと投資家は思って当然だ。
ソフトランディングは、株の世界には通用しない。
通用したのは、デリバティブなんて金融派生商品が影も形もなかった頃だ。
◎会社はどうなる
こういう経済状況の中で、一体私達の会社はどう生きて行けばよいのか?
余裕のある会社は、まだ様子見気分で済むだろうが、日々の資金繰りに苦労している会社は、そんな余裕はありゃしない。
補正予算でそれが満足できるなら、そうしてほしいと思うだろうが、何か無駄なような気がして仕方がないというのが、道理を知る人の声だろう。
公共事業やるなら、今までと全く違う分野でやるべきだというのが正解だと断言しますよ、私は。
断片的に問題意識が日々産まれるのだが、どうも中途半端なまま飯米に追われてしまう今日この頃、安部邦雄