10月も、もう終わりですね。
日本では、神無月と呼ばれ、八百万の神様が理由はよくわからんが出雲に出張されるという。
で、出雲では神有月と呼ぶ。
何かわざとらしい、とってつけたような解説。
こういう頭でコネクリ回したような歴史的由来は、たいてい後世に真らしく作り上げたものと見て間違いない。
じゃ、何故神無月と呼ぶのか。
これが、諸説あるけどよくわからんのですね。
日本の月の呼び方、睦月とか如月とかいうけど、これも何故そんな名前を付けたのかよくわからん。
そういうのって、2000年も歴史があって、言語を取得するのがずっと後ということになると、根拠も中途半端になるのは仕方がないのかもしれない。
等と、思いながらボーと、カレンダーを眺めていた。
で、表題の「あっれー」と思ったわけ。
10月は英語ではoctberという。
octって、octopus(蛸)でもお馴染みだけど、8のことだよね。
ついでにいうと、9月はseptemberで、septというのは7のことだし、11月のnovemberのnovemって、え?これは良く知らん。
でもnineと関係がありそうだし、12月のdecemberはdecadeという言葉が10を表していたはずだ。
つまり、8が10月で9が11月で10が12月になる。
へ?何じゃこりゃ。
知らんかったなあ。こんな歳になって初めてこんなことに気づくなんて。(皆さん知ってました?)
疑心暗鬼で、英和辞典を引っぱりだしたら、由来をちゃんと書いてあった。
古代ローマでは、1年は10ヶ月だった。(へえー!)
最初の月は、今の3月だった。(ほー!)
だから8番目の月はoctoberになるし、9番目の月はnovemberになる。(なんるほど!)
ただし、今の1月から9月は、この順番とは関係ない名前になっている。
たいていがローマの神を表しているか、人の名前を表している。
8月のAugustはアウグストゥであろう。
1年が10ケ月であったことが、ちょっと新鮮だったな。
でも、何故数字は9月以降だけにしか適用されなかったのか、誰か知っている人いますか?
ちなみに、最初に言った日本の月の呼び方だけど、睦月というのは、むつびの月、如月は生更ぎ、つまり草木の更生すること、弥生はいや生い、つまり、ますます生いることということになると広辞苑にはある。
ま、これも1つの説にすぎないのかもしれないが。
ちなみに、広辞苑では神無月の項には、ただカミナヅキの転としか書いていなかった。
人生まだまだ勉強、60の手習いと言うではないか。
光陰矢のごとし、一寸の光陰軽ろんずべからず。
頑張ろうー!
えー、そんなこと常識じゃないですか、とか、そんなことも知らなかったのですかーとか、色々言われそうな気が今日はするなあ、そういえばユリウス暦とかカエサル暦とかあったよなあ、エチオピアのロバさんがマラソンで勝った時、年令の数え方が違うので本当の歳はよくわからないなんて解説してたし、所変われば品変わるというやつですねえ、安部邦雄