年末というのは、確かに慌ただしいのだが、結果的にはあっというまに過ぎてしまうような気がするものだ。
日本人の一般的なライフスタイルで言えば、この時期はあまり新しい作業には入ってはいけないとされている。
一年間やった分を整理整頓し、来るべき年を白紙で迎えられるように身を処せというのが全体的な空気である。
その為に、大掃除やったり、新年用の買物に走ったり、年賀状書いたり、挨拶回りしたりというような、いわゆる次への準備行為に忙殺されると言う感じなのだ。
来年、何をやるかはこの際考えなくていい。
白紙、白紙、余計なことを考えず、ほれ、年忘れ××大会へ、みんなでgo!
田舎のあるものは、次々に妻子を連れて故郷へ。
彼等には、すでに過去への道のりがあるだけだ。
今がどう言う状況であるか、そんなことは考えなくていい。
イラクも北朝鮮もしばらくは忘れよう、何かマスコミもそんな方向へ走りはじめているようだ。
で、私。
来年早々、提出する書類を作るのに四苦八苦中。
本当はこんなことをしていては、日本人としては孤立するのに、やるしかないと決めてしまった私は、一人の事務所の中で大晦日ぎりぎりまでこの作業を続けるのだろう。
すべてを止めて、新年の準備にかかれ。
今年を総括し、それを一旦白紙にして、来年に備えよ。
こんなところで、2002年を引きずっていては、輝かしき2003
年は来ないぞ。
心の中でそんな声がしている。
今日はとても寒かった。
そうか、よーし、今日はもうやーめた。
明日は、自分のホームコースで、ちょっとゴルフでもして来よう。
気分転換、気分転換。
どうせ、今年はもう終わりなのだ。
今さら何をしろというんだい、ねえ。
てなわけで、明日は5時半起き、外は真っ暗だろうけど、頑張っていいスコア出そう、安部邦雄