何て寒いお正月だろう。
暖冬予報はどこへ行ったのだ。
11月が寒かったとき、予報士はこれは冬の寒さがフライング気味に日本付近に下りてきたからだ、これからはこの寒さはシベリアに引っ込み、暖冬になると断定していた。
ああそれなのに、それなのに。
12月はより寒く、1月はそれ以上に寒い。
冬物を製造したり販売したりする業者からすると今回の予想間違いは致命的ではないだろうか。
はずれすぎ!
商売人は、基本的には自己責任であることを自覚しているはずだし、消費不況も重なっているため、それほど文句は出ないだろうけど、しかしなあ。
外れた理由も、もう少し丁寧に説明してくれないとわたしゃ納得できないね。
ただで得た情報に文句を言うな?
そうか、ただの情報には消費者は苦情を言ってはいけないのか。
そんなこと言っていたらネットの時代には生きていけないぞ。
ただの情報を送ることが次の冨を生むのだ。
ただというから、だめなのかもしれない。
フリーといえば、ちょっとおしゃれかな。
やっぱり21世紀のスタートはフリー&イージーなのだ。
新年にもう一度、頭に叩き込んでおこう。
正月異変と言えば、今日の毎日放送のローカル番組で、正月のテレビ番組視聴率ベスト10にフジテレビ(関西テレビ)の番組がひとつも入らなかったと報じていた。
「新春かくし芸」なんか10%そこそこ。
レコ大も13%ぐらいで、もはや恒例行事のステータスは失い気味だ。
紅白も、ついに大阪地区でも50%を切ってしまった。
毎日放送の番組で、結局歌っている曲が知らない曲ばかりなのが問題だとコメントされていた。
知っている曲ばかりを歌え。
石川さゆりは、毎回「天城越え」を歌え。
五木ひろしは、わけわからん歌を歌うな。
ちょっと納得。
演歌歌手は毎年自分の一番ヒットした曲を歌え、新曲なんて歌わなくていい、うーん、そうかも。
これはJ-POPもそうかもしれない。
それなら出ないというのなら出てもらわなくていい。
美川・小林対決はもういらん。
やめたんちゃうんか!
ということで、この毎日放送の番組は面白かった。
東京のテレビもこれぐらいのぶっちゃけた番組を作れ。
しかし、未知やすえさんが年々かわいくなるとどうしてだろう。
東京ではめったに見ない吉本のタレントさんだけど、自然体ですごくいい。
結婚してから無理しなくなったのかもしれない。
等身大に生きているというのは、とてもきれいなことだと実感した今年の正月だった。
モア大阪レス東京、関西よ、このフレーズの下にもっと団結せよ。
東京にいるとつい背伸びをしてしまう自分を感じる、だって皆背伸びしたり、下駄はかせてもらったりしているのだから、自然とそうなるのだろうな、安部邦雄