自己紹介の時、自分の名前をどう説明するか。
『ほぼ日』(糸井重里氏の人気サイト)で、麻子さんという方が自己紹介する時に「麻薬の麻に子と書いて麻子と呼びます」なんて説明するらしい。
確かに麻薬の麻というと、意味が強烈なだけに手にとるように理解できる。
しかし、名前の説明に麻薬を持ち出すか?という感想も後からついてくるが。
私は自己紹介する時に、「安い部屋と書いて安部です。邦雄はソビエト連邦の邦と英雄の雄です。」とよく説明していた。
たいてい、失笑が聞こえて来た。
何もソビエト連邦のような社会主義国持ち出さなくとも、という笑いだった。
でも、単に連邦だと、連峰と間違えられるかもしれないし、ソビエト連邦というと、イメージが強烈な分、ほとんど字を間違えられたことがない。
しかし、ソビエト連邦でわかってもらえるのは、いつ頃迄なのかやや不安だが。
『ほぼ日』に叙子(のぶこ)さんという方の話が載っていた。
両親の時代は、「叙勲の叙です。」といえば、すんなりわかってくれたらしい。
しかし、今では叙勲と言われても、その言葉の響きで叙勲をイメージできる人は減っている。
しかたがないから、左に余りと書き、それに又と書いて<のぶ>ですと説明したらしい。
そしたら、左余又子という宛名で郵便物が送られて来たという。
まだ、叙々苑の叙と言った方が通じたかもとこの人は書いていた。
しかし、叙々苑って全国どこでも通じる名前じゃないと思うけど。
segawaxは楽だろうな。
憲法の憲に一だと言えば誰でもわかるだろうし。
管理人は、善悪の善に生活の生ですと言えばたいてい通じるはず。
上柴とおる先生はひらがなでとおるですと言えば済むんだろうしね。
これからパパやママになるという方々、子供の名前をつける時は、画数も大事かもしれませんが、後で子供が説明しにくいような名前はなるべく避けてあげてほしいと思いますね、老婆心ながら。
説明が簡単なのは有名人の名前をそのまま使うこと、秀吉とか家康といえば、誰でもすぐにわかる、名前負けする可能性は否定出来ないが。私の姉は郁子というのだが、これは説明は難しかったろう、どうしたのかな?安部邦雄