一番あっという間に過ぎてしまうのは2月だという。
1月はお正月の記憶が強烈。
3月は別れの月で、卒業式とか色々行事があり、どうしても間の2月の印象が薄まってしまうのだろう。
ハッと気づいたら2月も終わりということに今年もなるのだろうか。
春節(旧正月)とか節分とか立春とか建国記念の日とか色々あるのだが、どれも地味だよね。
ただ、私の今年の2月はちょっと賑やかではある。
2月の終わりのビジネスプラン発表会とか、助成金の申請で毎日あたふたしているとか、新しく開発したシステムのデモンストレーションを大阪で開催(予定にすぎないけど)とか、他にも色々ありそうだ。
今年の2月は心に長く残りそうな気がする。
実は2月というのは昔からあまり好きではない。
寒いのが嫌いだったからだ。
「春よ来い」を歌いながら、「歩き始めたみいちゃん」のような気持ちでいつも春を待ち続けていたものだ。
「寒い朝」も心にしみた。
♪北風ふき抜く 寒い朝も 心ひとつで 暖かくなる?
それぐらいで暖かくなるか!と叫びながら、マッチ売りの少女のようにマッチをすったものだ。
火の向こうには、何もみえなかったけどね。
しかし、文書ばかり書き続けたので、どうしてもこんな印象記しか書けない。
豆まきの話も、恵方に向かって巻寿司丸かぶりの話も、あんまりする気になれない。
今さら、鬼が来ようと厄が来ようとどうでもいいもんね。
昼ご飯は、コンビニで巻寿司を買って、やっぱり恵方に向かって無言で丸かぶりをした、黙っている緊張感で味がさっぱりわからず、おいしい巻寿司なのに、勿体無いよー、安部邦雄