最近、身内に入院話が多いのは何故なんだろう。
segawaxも結局入院はしなかったが、水疱瘡で隔離寸前だったし、わが父も白内障の手術で入院。
予後良好で一安心なのだが、そうこうしていると兄が手術のために入院するという電話が入った。
大学時代の親友が、近々癌の手術を受けるなんて話をいきなり聞かされるし、ちょっと背中がぞーとしている昨今である。
健康でいることは、ありがたいことなんだなあ。
花粉症だ、冷え性だ、なんて文句ばかり言っていたら罰があたる。(というか、文句なんて言った覚えはないけど)
先ほど迄、ある人のサイトの闘病日記を読んでいた。
実家のある千林の病院の話なので、興味深く読んでいたのだが、こっちまで憂鬱になるような闘病生活だ。
病院の内と外では世界が違う。
天国と地獄ぐらいの違いがありそうだ。
無縁でおられる自分の健康に心から感謝するしかない。
時々お見舞いに行ったりする時にいつも思うのだが、病院の中には邪気があふれている。
ここにずっといると、その邪気(邪鬼?)に自分の健康を根こそぎとられるような予感すらする。
病院が一種の隔離施設になってから、一種のブラックホールみたいな存在になっているのではないだろうか。
病院って、できれば日常の場に違和感なくとけこむような施設にできないものだろうか。
どの場にも、生の場があり、死の場がある。
それが、病院の中だけが死の場であり、それ以外は死と向かいあう事はないというのは何だかなあ、である。
ユビキタス・ホスピタルという感じにならないだろうか。
隔離する感覚は何とかするべきじゃないかな。
CURE-TOWN構想にもちょっと入れておこう。
健康である事ばかりが、もてはやされるべきではない。
皆さんも気をつけてくだされ。
しばらく健康診断をさぼっていたけど、久しぶりに復活するか、便潜血検査と胃レントゲンが嫌なだけなんだけど、安部邦雄