今、何の悩みもない人には、この言葉の重みがわからないだろう。
何とかなるさ。
何ともならない、と答えるのは悩みの中にどっぷりといる人だろう。
悩みの中にいる時は、アウトプットがほとんどない時。
悩みを増幅させる情報ばかりがインプットされ、自分の中で解決されないまま蓄積していく。
つまり、何ともならない状況である。
インプットされた課題は、何らかの形で解決しアウトプットしていかないと精神的に破綻しかねない。
その解決のひとつがこれ。
何とかなるさ、と思うこと。
何ともならないものは、何ともならない。
それも事実だけど、インプットされたものはできるだけアウトプットしよう。
ほっておけば便秘になるようなものだ。
自分の生理機能を乱すようなことはやめ、スローな気分で、毎日を自分のペースで生きよう。
インプットとは、静かに息を吸い込むこと。
アウトプットとは、静かに息を吐き出すこと。
そして、心の中で繰りかえそう。
何とかなるさ。
じっとしていても何も変わらない。
後で悔やむようなことがないようにしよう。
今の自分に挑戦し、未来の自分を信じることだ。
今の自分は、未来の自分ではありえない。
未来の自分は、もっと進んだ形の自分であることを心から願おう。
同じところをぐるぐる回るのは、脳の特徴だと思えばいい。
人間の身体は、同じところをぐるぐるまわったりしない。
道に迷うのは、脳が勝手にぐるぐる回ってしまうからだ。
自分の身体を信じよう。
脳のことなんかほっておけ。
何とかなるさ、そのうちに。
昨日の続きのような話になった、自分を鼓舞しているだけのような気もするけど、こんな更新にするのもいいのではないかと、安部邦雄