東京は住みにくい街だ。
人が多すぎる。
それゆえ、住宅費用がかさんでしかたがない。
地方なら、月10万も出せば、相当いい家に住める。
東京なら、1DKがせいぜいだ。
何も東京にいなくてもイイ人は、自分の育った街に帰ってほしい。
1割減れば、電車だって空くし、車の渋滞もほとんど起こらないはず。
たった1割でいい。
皆さん、自分の田舎に帰りましょう。
などと言うと、本当にささやかな願いのような気がするが、実際こんな現象が起きたら、東京はパニックに陥るだろう。
1割減るということは、首都圏での消費がそれだけ減るということだ。
会社や商店は10%減。
電鉄会社も同様だし、東京電力だって、東京ガスだって大変である。
住宅の値崩れも起きるだろう。
地価だって、更に下がる。
既に投資したものが、ほとんど価値を失う。
去れるものはいい。
残されたものは、大変だ。(プロレタリア階級にとってはウェルカムかもしれないが)
石原都知事が首都移転に大反対なのは、この悪夢ゆえだ。
1割減れば、ただ1割減ったというだけではすまない。
公共インフラに投資したものが、ほとんど無駄になるという事態がおこりかねないからだ。
でも、私のささやかな願いとしては、例え悪夢であってもそうならないかと思っている。
今住んでいる家も月10万程度になってほしい。(駐車場つきで文句言って悪いが)
山手線も、もう少し空いてほしい。
羽田空港へいく料金も高すぎる。
品川から400円はあまりにも高い。
京急や東京モノレールは、空港に着陸料でもとられているのだろうか。
とはいえ、今のようなデフレで日本は大騒ぎしているわけだし、本当に公共料金等がもう少し安くなったりしたら、パニックが起きる可能性も高くなるのかもしれない。
ささやかな願いはパニックの導火線なのか?
構造改革は、デフレを更に進ませるというのは必然だったのかもしれない。
無駄な費用を排斥すれば、当然のように物価は下がる。
それは、よい値下げと言われているが、値下げに良いも悪いもないような気もする。
もっと、住み良い街にしてほしいと思えば、デフレが亢進するのはやむを得ない?
はて?もう少し深く考えてみないといけないな。
インターネット掲示板の2chが人が多すぎると苦闘している、集まり過ぎても効率が悪くなるのは、ネットも同様のようだ、東京はしかし、もう少し人が集まることを抑制しないといけないのだが、そうすると資産が暴落する恐れもあり、結局何も手をうてないまま今に至ったのかな、安部邦雄