IT時代到来ということで、前には盛んに喧伝されていた電子マネーだが、実際に実用化するにはまだまだ問題があるのか全くと言っていいほど普及しない。
原因はセキュリティの問題なのか、利便性の問題なのか。
小口のやりとりなどには、絶対便利なのにと私は思う。
1円単位で金のやりとりができれば、インターネットビジネスはもっと活発になるはずだ。
例えば、私がこういうことをやりたいので、一口1円で金を振込んでほしいとメルマガやサイトで呼び掛ける。
そうそう、この毎日更新欄で呼びかけてもいい。
そうすると、一円ぐらいならということで、読者の方は気楽に送ってくれるだろう。
クリック一回すれば、一円という感じかな。
一万人の方が送って下さったら、一万円である。
奇特な方は10円送って下さるかもしれない。
何と瞬時にして10万円が集まるのだ。
え?額がしょぼくないか?第一、1万人も読者がいるわけはない?
額がしょぼいのは、最初だから仕方がない。
わけわからん人に、簡単には金は送れないのが普通だろう。
でも、1円ぐらいならどうってことないと思わないか。
特に、最近、コマーシャルを一回見ると金(orポイント)をくれるサイトもある。
私に寄付する為に、ちょっとそのコマーシャルを見に行ってもらえれば、それぐらいの金は簡単に手に入る。
一万人も読者はいるか?というが、金がもらえるならそれがインセンティブになって、必死になって読者を増やそうと言う気になるだろう。
第一、ファンを一万人集められないようでは、ウェブログ(こういう毎日更新するページのことね)を制作する資格はない。
前はバナー広告がサイトの主流になるんだろうと漠然と思っていたが、考えたら、実際のユーザーから金をもらった方が早そうだ。
ま、サイトの中に金のもらえるバナー広告を入れておいて、そこに行ってもらって金をまわしてくるのが一番合理的かもしれないが。
電子マネーは普及してほしいと思うのだが、やはり一円単位の決済なんて民間の金融機関はおいしくないのかもね。
こういうことこそ、ヤフーがやってくれればいいのだが、どうもノーハウがないらしく、何をやっても失敗している。
電子マネーのシステムって、本当は日本銀行がとりくめばいいんじゃないの。
やはり国の保証があってこその電子マネーだし、電子マネーを直接国から借りるようになれば、住民基本台帳(住基ネット)の理解も深まると思うのだが。
国の制度って、管理のためには便利なのだろうが、利用する側に立ったら、不便なことが多すぎる。
こんなに不便なら、もうやめた、という気分にすぐなるのだが。
最近では、助成金のシステムも含めて。
助成金に応募するだけで、電子マネー500円ぐらいくれればいいのに。
ベンチャービジネスを志す連中ももっと増えるだろう。
国はもっとインセンティブを作れないものかね。
電子マネーの普及のためにもね。
大手銀行がついに土曜日も引き出し手数料をとるようになった、自分の金を自分の力で引き出すのに、何故手数料がいるのだ、電子マネーなんか一円単位で利用したら、その都度105円とるつもりか、そりゃ、電子マネーが普及せんはずだわ、安部邦雄