雨上がりの川沿いの遊歩道を散歩した。
緑が目にまぶしい季節になった。
自分の中からも命の息吹がわきあがるという感じか。
相変わらず、犬を連れた散歩者が多い。
豆柴とゴールデンとチワワとミニダックスが目だつ。
たまに、何の由緒来歴のない犬もいる。
もちろん、犬は何の劣等感も持たない。
しかし、飼い主によれば、自分の犬が雑種であることを恥じる人もいるだろう。
飼い犬は、飼い主の顔色を見ながら、「ああ、自分は他の犬よりグレードが低いんだな」と察知しかねない。
犬の社会的地位は、飼い主のそれと同じだと私は思う。
犬も又、人の表情を見て、事態を知るはずだ。
バカ犬は別だが。
人気の犬は、ある意味で不幸な目に会う可能性が強い。
ブリーダーが次々に人気の犬を生産する。
つまり絶対数が増えるわけであり、その分虐待されたり、捨てられたりする可能性が上がる。
病弱な犬も多くなるだろう。
安易な掛け合わせを金もうけ優先のブリーダーがしかねないからだ。
私は、だから自分ではあまり血統書つきの犬とか人気の犬とかは飼いたいと思わない。
雑種が一番、丈夫そうだし、少々のことでは病気にもならないだろう。
ドッグフードしか食べません、なんて絶対に言わないはず。
人間の余り物を食ってくれるから、犬でも飼おうかといいう気になるのではなかったか。
いくら家族の一員だといっても、人間の子供なみの待遇する必要はないはずだ。
冷遇するのは、もちろん論外ではあるが。
それはそれとして、今日は、本当に気持ちのよい1日だった。
毎日が日曜日であればいいなあ、と思ったりしたが、考えたら定年退職者って、そんな人が多いんだよね。
自分だけが、毎日日曜というのは耐えられないかもなあ。
今日は、完全なヒマネタでした、最近考えることがろくでもないことばかりなので、安部邦雄