景気の悪さをぼやいてみても仕方がないのだが、本当に、もうそろそろ良くなってもいいのでは、と思ったりする。
良くなる理由はないんだけどね。
日経平均株価が9000円回復なんてニュースに接すると、これといった買い材料もないのに何故?とは思うが、年内に10000円台回復ぐらいはあってもいいのではと。
銀行、確かにろくでもない企業だが、ちょっとだけ逃げ道を作ってあげてもいいかな、と思いだした。
でも、無理だよなあ。
国内に株を買いたいなんて言う奴、圧倒的に少数派。
まだ外国人が買ってくれるからましだが、日本人で、まじに今株を買ったら得だなんて思うやついるとは思えない。
どうしたらいいか、と言ったら、とにかく元気な企業を作るしかない。
銀行や生保やゼネコンなどの一つや二つや三つ四つ、潰れたって大丈夫と思わせるような企業を輩出させればよいのだ。
今まで、本当にこの国はその為に何をしたというのだ。
赤字を埋めるのに苦しんでいる大企業に、政府の金を注ぎ込んできただけではないか。
畑を耕さないで、穴ばかり埋めて来た。
一体、穴を埋めた土地で何をしようというのか。
構造改革なんていうより、新しい企業のためにもっと金を使え。
半分の助成なんて言わずに、資本金としてどんどん拠出すればいい。
1兆円あれば、どれだけベンチャー企業ができると思っているんだ。
残念だけど、今のままじゃ景気の回復は無理だろうな。
何て役にたたない、日本のエリート官僚どもよ。
あ?あ、頭が変になりそう。
私のまわりを見渡しても、これから伸びそうだと思える企業なんかほとんどない、みんな金もなく、細々と生きているだけ、役人の皆さんはまだ安泰のようだけど、地方と中央の利害関係も対立の方向だし、イラクに軍隊送っているような場合でもないはずなのに、小泉さーん!安部邦雄