先日、インターネットにアクシデントがあり繋がらなくなった。
会社に出て来ても、手持ち無沙汰。
パソコンでネットの絡まない仕事を優先的に処理したりしていたのだが、そんな作業なんてすぐに終る。
事務処理にしても、本気でやりだしたら、時間のかかりそうなことばかり。
ちょっと時間があるから、何か作業でもしようと思えばネットは不可欠なのである。
第一、メールの送受信もできない。
この更新も、もちろんネットと繋がっていないとできないし、資料を探すのもネット以外にはすぐには考えられない。
完全なネット依存症である。
インターネットがなければまるで赤子同然。
どうやって、仕事していいのかわからない。
いや、こういう表現はあまりしたくないが、ネットがなければ手持ちぶさたなのである。
自分の身の置きどころがないという感じだろうか。
そういえば、ある人が言っていた。
近ごろの社員は、会社へ来ても一日中デスクにいて、パソコンばっかり見ている。
本人はそれで仕事をしているつもりかしらないけど、デスクにいることばかりが仕事ではなかろう。
もっと社内を見回るとか、外へ行って情報を得るとか、何か他にやることがあるはずだ。
仕事をしているふりをするためのツールが増えた、そうとしか思えない。
なるほどねえ。
画面見ていると仕事しているように見えますからね。
しかも、自分の仕事の関連情報をさがしていると言えば、充分言い訳にもなるだろうし。
ただ、ネット依存症にならないように気をつけないといけないなあ、と本当に思う。
とにかく、私、その日は全く何していいのかわからん状態だったのだから。
正直、こんなことしていたら、オレやばくないか?と不安になってきたりしたのだ。
まるで、スイッチを切られたロボットみたいというか。
いきなり、眠りから覚醒させられてとまどっているというか。
いずれにせよ、インターネットは脳のシステムに極めて近いのではないだろうか。
まるで無力、まるで異次元。
あんまり自分の中で整理されていないけど、どんどん自分があっちの世界の中へ入り込んで行きはじめているような。
脳と、人口頭脳の世界が一体化しはじめているというか。
こりゃSFの世界の話だと笑ってられないかもしれないね。
インターネット星人の侵略がついに本格化!そういえば、昔の自分と明らかに今の自分は違うような気がする!こ、これはヤバい!ぜ、絶対にアカンデエ!・・・というわけで皆さんもネットはほどほどにね、安部邦雄