- 軍靴の音

イラク特措法とかが可決された。
これで、自衛隊を派兵する根拠ができたわけだ。

しかし、自衛隊と言う名前は変だなあ。

自分を衛るのに、わざわざ中東まで行くか？
おかしいよね。

ついでだから、日本国軍隊に変えよう。
反対はあるだろうけど、とりあえず、名義変更ということで。

え？憲法違反？
名前変えるだけだよ。
中味は一緒。
今まで、憲法違反じゃなかったものが、名前変えただけで憲法違反になる？

ま、そのうち、憲法も変えるつもりだけどさ。

日本軍となったら、やっぱり徴兵制も考えないとね。
今までのような、兄ちゃんヒマやったら自衛隊入れへん？みたいな募集かけてたら迫力ないからね。

やっぱり、自らの国は自らの力で守ろうという気概がないとやばい。

北朝鮮が攻めて来たら、逃げるだけじゃ情けないだろう。

一応は、韓国みたいに徴兵制にしとかないと、とても北朝鮮の強固な軍隊には対抗出来ない。

大丈夫、大丈夫、最初は徴兵制といっても、理由があれば拒否できるから。
そりゃ、一応全員に徴兵検査だけは受けてもらうよ。
国民に一斉に健康診断するのは悪いことじゃない。
病気が見つかればめっけものじゃないか。

給与もたっぷり払うし、成績がよければ国民年金の支払いも免除される。

場合によっては、徴兵期間の短縮もある。

大体、今の若いもんは精神的になっていない。
徴兵制がしかれれば、非行もぐんと減る。
在日朝鮮人も当然、日本軍に組み込まれる。
アメリカだってそうなのだから、当たり前だろう。

やはり、教育の立て直しは徴兵制からだ。
大丈夫、大丈夫、必ず国会は通るから。
あんないい加減な法律が通るのだ。
徴兵制も、少しずつ馴らせばそのうち仕方がないなあと思うに違いないから。

靖国神社も、存在がはっきりしてくるはず。
みんなの生活の中に、戦争とか軍隊とかいうのが、普通に存在するようになると、靖国が不必要だとはあまり言われなくなるから。

大体、自衛隊がいつから、憲法違反の存在でなくなったのかだって誰も知らないだろう。
こんなのは、空気、空気なのだ。
空気読め、なんて最近よく言うじゃないか。

普通の国って、つまり日常的に軍隊がそばにいるような国なのだ。
警察がこれだけそばにいても、誰も何も言わないのだから、軍隊がいたからといって、どれだけ違うというのかね。

平和を守るのは、力なのだ。

うすっぺらな、言葉やスローガンじゃないよ。
そんなこと、みんなわかっているよね。

市中引き回しがあってもいいと少し前に書いたが、それで言うと戦車が国道を日々走ってもかまわないかもしれない、軍事パレードも皇居の周りでやればいい、そうでなければ戦争とか侵略のリアリティが何もなくなる、バーチャルがいきなりリアリティに変わるのは恐ろしいと私は思うのだが、安部邦雄