3日前の更新でポップギアをとりあげたのだが、私の入社同期のT君からメールが届いた。
黒ヤギさんたら、読まずに食べた?
いやあ、電子メールを次々に食べるヤギのポスト・ペットがあったら面白いだろうな。
って、わけわからんこと言ってる場合じゃないか。
以下、わが友T君のメールの内容である。
さっき、たまたま貴殿の毎日更新を拝見。
ポップギアだって。
で、調べたがな。
65年、8月11日水曜日の夕刊に広告
が載っていて小生は翌日に見に行っとる。
木曜日に封切ったわけですな。
併映はプレスリー、いかすぜこの恋。
三宮センター街の大洋にて。
ついでにヘルプはその年12月27日神戸
新聞会館大劇場にて。
朝の9時半から夕方の5時半まで4回も見
とりますわ。
4回見た記憶はないんだが、4回見たと書
いてある。
いやあ、貴重な情報ありがとう。
ちゃんとメモ等にして残しているんだろうな。
感謝感激である。
私も昔の資料とか、メモとかないわけではないが、全部実家に置いたままなのだ。
東京には、そんな長い間行っているつもりは最初はなかった。
10年もあれば、帰って来るだろうと思っていた。
だから、本とかレコードとか書類とか、荷物になりそうなものは全部置いてきた。
はや、15年が過ぎて、未だに東京ぐらし。
よしや、うらぶれて 異土の乞食となるとても・・
てな感じかな、ようわからんが。
私は65年の秋と書いているが、封切りは夏だったのか。
やはり郊外の映画館は都心よりは遅れるということなのね。
併映はプレスリーの「いかすぜ、この恋」?
私の見たのもこの映画かな。
65年のプレスリーの映画というと、「フロリダ万才」と「ハーレム万才」とこの作品。
前の二作は見たことは覚えているが、「いかすぜ、この恋」はよくわからん。
とにかく、プレスリーの映画は音楽モノの別の映画といつもカップリング。
で、私が見たいのは、音楽モノの方だったから、ついでに見たという印象しかない。
シルビーバルタン「アイドルを探せ」とかパットブーン「四月の恋」とか、ボビーソロの映画(名前忘れた、ネットで見ると「ほほにかかる涙」とあるが)とかビートルズの映画とかを見に行くと、いつもプレスリーがおまけでついてきていたのだ。
私と逆の人の方が、多かったのかなあ。
でも、当時プレスリーの人気はさほどでもなかったような気がしないでもないが。
T君は、その年の暮に「ヘルプ!(邦題4人はアイドル)」を見たとあるが、やはり私よりのめり込んでいたんだろうなあ。
私は、66年になってしか見ていない。
テレビのニュースで、ヘルプ!のロードショーが始まる、なんて映像が流れるのを羨ましげに見ていたものだった。
劇場は女の子で一杯。
最初から最後までギャーギャー言いっぱなし。
こりゃ、うるさすぎるなあ、という感想も。
だから、ロードショーはやめたような気がする。
思い出した、ビートルズ好きの友達と一緒に映画館に行ったんだ。
前の方に女の子が一杯いたので、おまえら、キャーキャー言うんじゃないぞ!と警告した記憶がある。
でも、その子達は普通に映画を見ていた。
余計なことをいうんじゃなかったと後悔したなあ、あの時は。
ヘルプ!は悪いが、2回程度しか見ていない。
何しろ、2番館では必ず併映の作品があったから、4回はとても見られない。
とはいえ、新たに思い出したこともあって、こういうメールをもらうととても嬉しい。
皆さんも、又、気にかかったことがあればメールくだしゃんせ。
BSでザ・モンキーズ 恋の合言葉HEAD! というのを一昨日やっていた、最近はずっとこういう音楽映画を深夜やっている、シュールでサイケなモンキーズ映画なのだが、当時もあまり日本でヒットしなかった、もっとシンプルなドタバタでないとミーハーにはとても無理ってことかな、安部邦雄