ひと頃、私の中で急速に進んだインターネット革命は、私の能力の限界とぶつかりあったためか、著しく停滞中である。
早い話、状況が前ほど見えて来ないのだ。
インターネットの申し子と豪語し、次にはこうなると予言しまくっていた私。
もう、予言する材料が枯渇気味。
どうなるかなんて知ったことか、子供がオモチャに飽きた時のような反応が内部に起こっている。
この停滞は、次の時代をつくるための揺籃期なのか。
それとも、どこへも進化する道をはっけんできなくった腐乱期(?)なのか。
何しろ、今何が問題なのか、何が解決すべき課題として残っているのか、イマイチ理解出来ない状態なのだ。
世俗的なことに巻き込まれ過ぎているのかもしれない。
重いものを軽くするのが進化である、と私は結論付けだわけだが、重いか軽いかも、最近判断がつきかねている。
これも養老さんの「バカの壁」の一つなのか。
水の一杯入ったボウルを持ちながら走るのをやめ、少し休憩してみるのも大事かもしれない。
本当、誰か代わりにこのボウル持っていてくれないかなあ。
スペキュレーションの時間が減り、ジャッジメントばかりの生活になっている、この更新欄も最近キレが悪くなっているのを痛感する、安部邦雄