休日法の改正で、三連休がやたら増えた。
11月は、何と2回も三連休がある。
三連休が増えれば、消費の額が増えるとか言って導入したのだが、果たして効果はあったのだろうか。
金もないのに、消費が増えるわけないだろうと思うのだが。
前にも書いたが、休みって基本的には連休じゃない方がいいのではないだろうか。
三連休だから旅行に行こうなんて、金がなければ言えないセリフだ。
パック旅行なんか、連休を絡ませれば無闇に高くなる。
しかも、どこへ行っても人が一杯で、休みに行っているのか、疲れに行っているのかわからなくなる。
一番良いのは、人が少なく旅行代も安い、平日に行くことだ。
だから、休日を増やすより、年休等の自分の裁量で休める日を増やす方がどれだけ精神的にいいかわからない。
年休は、ふだんとってはいけない、病気になった時のために用意しておくものだ、と昔はよく言われた。
年休なんてとったら皆が迷惑するなんて言う人もいた。
今はどうなのだろう。
経営者となった私、三連休と言うのはどうも賛成出来ない。
三連休になる度に旅行なんぞへ行かれたら、月給どれだけ払わないといけなくなるのか。
むしろ、安い時に休みをとって旅行に行ってくれた方が、月給のことを考えなくてすむから大歓迎だ。
ただ学校へ行っている子供がいると、どうもそんなわけにはいかないようだ。
子供も、親の年休に合わせて自由裁量で休めるようにすべきではないか。
平日に旅行ができるようになれば、従来の1.5倍の回数は可能になるはずだ。
何も一番、料金の高い時に、人の一杯いるところへ突っ込んで行かなくても良いのではないか。
三連休なんて、一体どんなメリットがあるのだ。
皆さんの忌憚ない御意見も聞かせてもらえればうれしい。
金曜日の深夜タクシーに乗ると、運転手さんが三連休は憂鬱だと話していた、休みになるとお客さんが本当に減ってしまう、金曜日の夜になると、いつも悲しくなります、とのこと、気持ちわかるなあ、安部邦雄