政治の世界は、藤井総裁の思いもよらぬ頑張りもあって、ますます一寸先もわからないようになってきた。
あの人、どんなインセンティブがあって、あんなファイティングポースをとるのだろう。
おとなしく辞表出して、退職金もらって、新しい天下り先世話してもらった方がいいに決っているのに。
悪代官め、早く切られてしまえ!
道路族の悪人どもの名前を吐いちまえ!罪一等減じてやるぞ!
市井の色んな言葉が聞こえてくるだろうに。
晩節を汚してバカじゃないか、なんてほとんどの人に思われているにもかかわらず。
地位や名誉のためでなく、ましてお金のためでなく。
何を考えておられるのか、私には本当にわからない。
くれてなお 命のかぎり、蝉しぐれ
中曽根元総理の俳句である。
前にも書いたと思うが、政治家としてはあまり好きになれるタイプではないが、その歌心にはいつも感心してしまう。
藤井総裁も今はただ、命の限りに鳴いているのかもしれない。
それはそうと、中曽根元総理、下手したら定年制で立候補できないかもしれない。
宮沢さんと一緒に、どうぞご勇退をなどと言われている。
藤井総裁は、若い石原大臣に。
中曽根元総理は、これまた若い安倍幹事長に。
ぶ、無礼者!と、刀を振りかぶりたいところだろうな。
さて、本当に勇退させることができたら、確かに自民党は変わったと言えるだろう。
本気なんだなと、そこでやっと思えるのかもしれない。
長老議員として、置いといてやれよ、なんて声も多いのだが、それでも原理原則を貫くのだろうか。
どうかな??
何せ、マニフェストに反したことを選挙中に言ってもかまわないと言っている自民党なのだから、原理原則なんかどうでもいいはずなのだが。
確かに枢密院制度と言うのは面白いかもしれないな。
決定権はなくとも、元老のおっしゃることを尊重する国に、日本はなってほしいと私は思いますねえ。
野中さんも、村山さんも是非御参加を。
しかし、今の石破防衛庁長官、軍事オタクとして有名だが、顔つきも喋り方も気持ち悪くて仕方がない、あんな人に命令されて戦争に行くのはごめんだなあ、安部邦雄