ブレイク:break、つまり壊すこと。
中止させる、中断させるなんて意味もある。
ブレーキ、つまり車のブレーキ(制動機)もこのbreakと同じ。
電気のブレーカーも、電気遮断器という意味で同根。
アマチュア無線で、人と人が交信している時に割って入る時に「ブレイク!」という。
これは「話を止めろ!」というニュアンスなのかな。
電話でこんなこと言ったら喧嘩になるが、無線では当たり前のように使っていた。
小休止、みたいな時にも使う。
コーヒーブレイクとかティーブレイクとか。
コーヒーでその場の雰囲気をぶっ壊すという時にも使うのだろうか?
何をわけわからんことを、と言われそう。
つまり、これまでの話は単なる導入部。
本当に言いたかったことはこれ。
日本ブレイク工業、って知ってる?
今日発表のオリジナルコンフィデンス(オリコン)の音楽シングルチャート第7位に、日本ブレイク工業(社歌)などという曲が入っているのだ。
何だよ、それ。
日本ブレイク工業って、聞いたことないけどそんな会社本当にあるの?
いや、ご疑問はもっとも。
つまりですね、日本ブレイク工業というのは、建築の解体を専門にする神奈川の会社で、たまたまロック調の社歌を作った。
それが、「タモリ倶楽部」で流され、ネットの掲示板などで大反響。
これが、CDになり発売されたところ、何と第七位になったということ。
インディーズですよ、これ。
興味のある方は、検索エンジンで日本ブレイク工業を探してみてくだされ。
曲も、AA(アスキー・アート、つまりネットマンガ)付きでアップされている。
ただし、会社のHPは当分客多過ぎで見れないだろうが。
しかし、この曲、面白い。
7位というのも現象としては特筆すべきだ。
それだけ、レコードが売れてないということかもしれない。
週に1万枚も売れれば、簡単にベスト10に入れたりするし。
なお、この7位はデイリーなので、実売は2000枚ぐらいかな。
何が面白いか、ここで説明するより、どうぞ曲とか映像とかAAとかをチェックしてみて下さい。
ま、そういうことで、今日の更新はちょっとした私のブレイクというところかな。
ネットは本当に面白い、おもちゃ箱というか、パンドラの箱というか、世界の災厄がこれでもかと出てくるが、そこにはウィットもあれば希望もある、単なる便所の落書きではないのだと日記には書いておこう、安部邦雄