私の放送局営業時代の話である。
前に、スポンサーに行ったのかという話をしたことがあると思う。
毎週月曜日営業会議。
前の週に営業活動した中味を上司から問い詰められる時間である。
たいした実績が上げられなかったら、何だかんだと怠慢を責められる場である。
ちゃんとスポンサーをまわったのか。
広告代理店ばかり行っているだけじゃ、営業とは言えんぞ!
そんな叱責ばかりが繰り返される、実に憂鬱な会議である。
こういうことがあった。
ある子供服のスポンサーにプロモートしているという話が何度も出るのだが、何ヶ月たっても話が前に進まない。
いつも、その話題を持ち出す営業マンに対して、「おまえ、何度もプロモートなんて言ってるが、実際スポンサー行ったのか?代理店の話を繰り返しているだjけだろ!」と上司の強い言葉。
すみません、スポンサーには行ってませんと気弱な返事。
代理店が勝手に行くなというものですから・・・。
ま、そういうこともあるだろうとは思ったが、確かに何ヶ月もプロモートしているというだけではダメだわなと私も思った。
そこで上司、とんでもないことを言い出した。
「もう、お前はいい、おい安部、おまえスポンサーに行ってこい!」
へ?である。
何で、私が行くの?という顔をして上司を見た。
とにかく、飛び込みで行ってこい。
それぐらいできるだろう。
そりゃ、行けといわれりゃ行きますが・・・
変な話である。
何の事情も分からん私がスポンサーに行って何をしろというのか?
おそらく、人一倍生意気だった私をこらしめようとしたのかもしれない。
懲らしめるまでも、課題を与えて、どれだけできるかを試してみようとしたのだろう。
本当、えらい迷惑である。
さて、一次情報、二次情報の話はいよいよこれからである。
が、今日もやや冗長に書きすぎた。
この続きはまた明日としたい。
今日はネットカフェからの書き込みでした、時間が迫っているのでこれでやめました、安部邦雄