- 寝てるしかない

昨日は「改源」なんぞを買ってきて、おとなしく寝た。

実家では、風邪には「改源」が一番効くと信じられているのだが、私はあまりそうは思えない。
劇的に効いたなんて経験は一度もない。
熱が出て苦しい時なんか、何の役にも立たないと思い込んでいる。

にもかかわらず、くせで「改源」を買ってしまう。
和漢薬ということもあり、まあ、まじないぐらいの価値はあるだろうと思っている。

本当のことを言えば、熱が４０度近くも出て、咽が激しく痛い時には、市販の風邪薬なんか効くはずなどない。

熱を出すのは、身体がそれを必要だと思っているからだし、咽の痛みもばい菌と戦っていることの表れなのだから。

七転八倒の苦しみでない限りは、薬で無理矢理押さえない方がいいのだ。
ただ、軽い睡眠効果のある薬はほしい。
眠れないほど苦しいのは、かえって体力を奪うからだ。

で、今日の私。
昨日よりましな感じもあるが、一日中、ひとことも声を発していない。
おそらく、声を出そうとしても言葉にはなるまい。

こういう時は、誰とも会わず、誰とも電話せず、寝ているしかない。

誰だ、こんな時に電話かけて来るやつは。

てなわけで、今日も明日も電話には出ません。

あしからず。

年始に予定していたことが半分もできていない、この三連休に集中してやろうとおもっていたのになあ、安部邦雄