年には勝てないですねえ。
相変わらず風邪の症状が続いて、何もする気がおきない。
この状態で社会に問題意識を持てと言われても、そりゃ聞こえませぬお代官様だ。
前に書いたと思うが、友人が「病気になることは、すべてを失うことと同じだ」と言っていた。
身体が健康であってこその人生であり、知識であり、問題意識なのだ。
いかなる富や財宝を持とうとも、名誉と地位があろうとも、病気になれば何の意味もない。
せいぜい、環境のいい個室部屋で他人に気兼ねなく入院できるぐらいだ。
それが一体何になる?
とにかく、皆さん、病気になることは、すべてを失うことだと考えて、健康に充分に御注意下され。
ところで、熱を出してひとつだけ面白いことがある。
それは変な夢をみることだ。
目覚めると忘れてしまうのが難だが、私としては自分のそういうイマジネーションがあることがとても愉快だ。
今日の夢で、私はカバンを又置き忘れてしまった。
カバンとは、夢判断的に言えば、私の大事なもの、すなわち人生とか自分自身である。
それを夢の中でしばしば見失う。
自分を制御出来なくなる状況を私は恐れているということだろう。
どんどん自信をなくしている最近の私。
成功経験がもっとないと、これからの私は夢の中で何度もカバンを忘れ、財布を忘れ、名刺をなくしてしまうだろう。
本当は風邪なんかひいているヒマはない。
今年は何としても成功しないといけない。
もう、逃げる余地は少ない。
未来に逃込むことは、私にはありえない。
団塊の世代の中で、逃込むことができない少数派のひとり、それが私というわけだ。
うわ言だと思って、聞き流して下さい、この頃の更新内容、明日ぐらいから社会復帰しないとやばい、ちょっと課題を放置し過ぎてしまった、安部邦雄