早寝早起きという言葉がある。
小学校などでは、早寝早起きの習慣を身につけようなどと教育されたものだ。
なのに、ほとんどの人に、そんな習慣は身についていない。
農家の方、漁業関係者の方、老人の方、そういう方だと過半数が早寝早起きだろう。
だが、ほとんどの業界で、早寝早起きなんて奨励されてはいない。
昨日も徹夜だよ、なんて眠そうにしている奴、朝まで飲んじゃってよう、なんてそれをステータスみたいに言う奴。
徹夜とか朝まで飲むのが、そんなにカッコイイのかよ。
本来、人は太陽とともに起き、太陽が沈むとともに寝るようにできている。
身体は、早寝早起きを励行することで、より健康になるはずだし、心も又そうだ。
日の出とともに、今日も頑張って生きようと本当に思うはずだ。
だから、私自身も、本当は早寝早起きしたいと思っている。
朝起きてから、会社に行くまでの時間がたっぷりあった方が、夜になって、充実した一日だったなあと思うはずだ。
ためしに昼すぎまで眠っていて、それから働いたとすると、その日はあっと言う間に終ってしまうものだ。
無駄に一日をすごしてしまったと心は後悔するはず。
今日も一日、いい日だったなあと思うには、早寝早起きがいいに決まっているのだ。
なのに、こういう私も、なかなかそれが習慣化されない。
朝、6時に起きて、1時間程度散歩して、ゆっくり食事をして、会社へ行って、帰りにプールで軽く泳いで、家に帰って、食事をして、風呂に入って読書を軽くしてから寝る。
ああ、充実した我が人生よ、となるはず。
なのに、なのに、どうして?♪
早寝早起きのインセンティブがないんだよー!
とにかく、夜は11時には寝ないとなあ。
今日から、やってみるか。
私の受験勉強の極意は早寝早起きであり、試験の1ヶ月前からは朝5時起きを励行した、そのおかげで劣等生でも国立大学に合格したのだが、その話は又いつか、安部邦雄