昨日の続きだが、我々3人組が今も利害対立もなく仲間意識を持ち続けている要素として、クオリティが同レベルということがある。
つまり、そこで交わされる話題がどんなものであれ、3人の間に理解の深い浅いがないのだ。
だれも頓珍漢なことは言わないし、チンプンカンプンということもない。
これは、相互にレベルが認識できていて、相手が理解出来ないようなことは言わないからだ。
3人がわかりあえる話しかしないということもある。
個別のことなど、どうでも良いという気持ちもあるのだろう。
昔はよく言い合いもした。
労働組合では一時期3人とも執行部だった。
労働組合の目的はゼニを取ることやという彼に対して、私は仕事をやりやすくする為のより良い環境を勝ち取ることだという意見。
何を言うとんねん、ゼニや、ゼニしかない!
我々は、働くために会社に来ている。
その環境が劣悪であれば、金等いくらもらっても仕方がない。
よくぶつかりあったものだ。
だが、それで不仲になることはなかった。
しょせん、金なんて、方便でしかないのだ。
金で、自分が縛られてしまえば、人生はただ矮小化されていくだけなのだから。
しかし、今の環境から考えたら、私の方が、ゼニや、ゼニしかない、という立場にいるのかもしれない。
ゼニの無い奴あ、おれんとこへ来い!?♪
植木等さんの「ごろんぼ波止場」のテーマソングを思い出した。
曲のタイトルは「黙っておれについてこい」と言う。
本当に黙ってあなたについて行きたい。
ただし、その後の歌詞が情けない。
おれもないけど心配するな?♪
ないんかいー!
そのうち何とかなるだろう?♪
何ともなるかい!
落ち着いて物事を考える時間が最近なくなってきた、少し飯米に追われ過ぎかもしれない、あ?、本当に巡礼にご報謝という気分である、安部邦雄