埋立地の上の殺風景なところだった葛西を離れ、杉並区の久我山に引っ越したのが、11年前。
ちょうどミュージックバード(つまりFM東京)に出向になった時である。
久我山は、国学院久我山で有名かもしれない。
緑も多く、保護樹林というのも至るところにある。
杉並区というぐらいだから、歴史のある木を保護するのを区の方針にしているようだ。
住んでいる人も民度が高いという印象がある。
小さな区に図書館が10以上もあることは前にも書いたが、区民センターという大規模施設も7ケ所もある。
私がよく通った温水プールなども区民センターに併設されたものだ。
何か、私の実家の大阪市旭区との違いに情けなくなる、ほんと。
住民税だって、大して違わないのに、一体旭区はどこに税金を使っているのだ。
ま、それはいいか。
久我山は、会社の社宅だったため、フロムスリーに転職して別に住むところを探した。
それが、やはり京王井の頭線ぞいの浜田山だった。
東京では、駅名に山とつくところが、一応高級住宅地となっているところが多い。
確かに山手という言葉にも、ステータスの高さを感じたりする。
ちなみに山のつくところと言えば、代官山とか千歳烏山とか、大岡山とか八幡山とかがある。
いずれもお屋敷があったところが多いところだ。
で、浜田山、これは70年ごろに私の友人が画家の先生の家に下宿していて、私も東京に来た時によく泊まらせてもらったところだ。
鳥も多く、緑も豊かだった。
それは今も変わらない。
70年ごろは、まだ畑も多く、少し低いところには水田まであった。
今はほとんど見かけられなくなったが。
浜田山の話は、もう少し長くなりそうだ。
この続きは、また明日。
てなわけで、明日は日曜日だけど更新があります、メールを出さないといけない人が一杯いるのに、することが多すぎてなかなか出せない状況、明日集中的に頑張るかと思っている次第、安部邦雄