ひさしぶりにマックに行った。
そこであることに気づき愕然とした。
そのあることと言うのは・・・。
一人で食事に来ている客、みんなデブ。
ああ、まるで世界は私の鏡・・。
ハンバーガーを常食している人、気をつけましょう。
さて、今の私の住んでいる浜田山について。
久我山に引っ越したのを11年前と書いたが、これは浜田山に引っ越した時と混同していた。
東京は、賃貸住宅は2年毎に更新(その度ごとに契約書を交わし、ついでに一ヶ月分の更新料を払う。私はこの制度は好きになれん)というのがある。
浜田山の家の更新は来年なので、何年住んでいるかはおよそ見当がつくのだ。
浜田山は、友だちがある画家の家に下宿していたので、前から気になっていた町だった。
70年の頃は、実にのどかで緑が一杯。
立っている家も、お屋敷という感じのところが多かった。
確かに今ではマンションも立ち、畑も消えてしまったが、緑のまばゆさは今も変わらない。
春は桜、夏は蝉、秋は紅葉に虫の音、冬は雪景色。
東京都心にあるとは思えない、すがすがしさ。
武蔵野の面影もただよう、気品のある町だ。
家の周りには、三井、郵政事業庁、新日鉄の広大なグランドやレクリエーション施設がとりまいている。
一部は、先日杉並区が買い上げ、公園に造りかえている最中。
しかも、この公園、近くに住むボランティアの人々が、設計や今後の使い方などに意見を出している。
とにかく、地域の問題に発言する人が多い、それが杉並区の特徴かも知れない。
(杉並区のゴミ消却場問題とか、杉並病訴訟とか、確かにここの人たちが告発するのは不思議ではない。)
最近では、レジ袋の有料化なども条例化されている。
民度の高さには、本当に感心してしまう。
目の前の図書館、250円で使える温水プール、駅前の天然温泉も平日3時間で800円、しかも駐車場タダ。
本当に何と暮らしやすい環境だろうと思っている私だ。
ここと比べたら、ちょっと大阪には住む気がなくなってしまう。
いつか大阪へ戻ろうと思っている私には、憂鬱なことの一つである。
先程、マックがフリーズして、せっかく書いた原稿を泣く泣く消した、やはり書き直したものには、前程の思い入れがないというか、気がのらない、余計なことしたばかりに、あ?あである、安部邦雄