- 嫌な乗客

私が通勤で使っている京王は、毎月「電車のマナー」を題材に川柳を募集している。
今月のテーマは「傘」。

入選作は「気をつけて！濡れ傘、突き傘、忘れ傘」。
毎回、やくみつる氏のマンガとともに車内に掲示されている。
確かに雨の季節は、車内の傘は邪魔者でもある。

前月のテーマは携帯電話。
「自己チューが、車チューで携帯、通話チュー」が入選作。

「見えますか　みんなにぶつかる　音符たち」というのもあった。
ヘッドホンから音楽がシャカシャカ漏れている奴って、今のところ私は一番不快。

本人は、全く気づいていないから始末に負えない。

一度、夜行バスに乗った時、後ろの女が、ずっと携帯で電話。
しょうもない話なんか、もうやめえ、早く切れ！私は心の中でずっと叫んでいた。
で、１時間ほどして、通話を止めたかと思うと、今度はずっとヘッドホンでＪ?ＰＯＰのシャカシャカを鳴り響かせる。

なんて迷惑な客だ、殴り倒したろか。
しかし、バスの中は既に車内灯は消されており、身動きがとれない。
周りに人はなんとも思わないのだろうか。

金出してイライラを買いに来たのかと、私は悲しくなった。
それから、二度と夜行バスなんか乗るまいと心に決めた。
乗るとしたら、個室スタイルで運行しているバスだけにしよう。

しかし、車内であれだけ携帯電話の通話をするなとアナウンスされているのに、平気で電話する奴、あれ何だ。
今、電車の中だから、着いたら電話すると何故言えぬ。

で、そんな奴が電話を終わったら、いきなり鏡を出して化粧しはじめたりして。
臭いから止めろ！
香水ババアも何とかしてくれ。
化粧の匂いはどんな場合でも許されていると勘違いしているのではないか。
どんな匂いも嫌な奴だっているのだ。
化学薬品アレルギーの人だっているかもしれない。
ちょっとは遠慮したらどうなのだろう。

後は、酔っぱらいなども困った客だよね。
たまには私も酔っぱらって電車に乗ることもあるので、あまり偉そうには言えないが、今日のような金曜日の最終近くに乗ると、本当に電車の中、酒の臭いだらけ。

ま、乗るなとも言えないのだが、ほどほどにしてほしいものだ。

さて、今日は仕事を適当にして、酔っぱらいに会わないよう、早く家にかえることにしよう。

「優先席、見ざる聞かざる、動かざる」というのもあった、お年寄りに席を譲らない若いやつの多いこと、狸寝入りして気持ちいいのかお前らは、安部邦雄