昨日の「朝生」の皇室論議はそこそこ面白かった。
皇室は男系相続でないとダメだとか、万世一系がどうの、歴史がどうのと、皇室オタクみたいな連中が好き勝手言っている。
あれはオタクでしょ、どうみても。
皇室はこうであらねばならないとか言うのはいいけど、そんなこと貴方に何の関係があるのかと私なら思ってしまう。
そうでなかったからといって、何が困るのだ貴方には。
日本国民としてのアイデンティティを皇室に求めているのだろうか。
そのアイデンティティを失うのが怖いのだろうか。
しかしねえ、皇室なんか日常的にもう関係ない存在ではないか。
毎日、御真影に最敬礼することも、宮城遥拝なんかを強制されることもないはずだろう。
北朝鮮みたいに、ある行為を集団で強制される日本になることなんか今は考えられないのだが。
それとも、こうやって少しずつマインドコントロールされて、気づいたら日常すべてに強制がついてまわるようになるのだろうか。
学校で、君が代を歌わなかった、起立しなかったとかで教員が処分される時代になりつつある。
教育の世界に過度に政治課題をからませてほしくないが、今の政府は抵抗勢力は実力でも排除するという意志を持っているようだし。
反日だ、三バカだ、自虐だと、お前がバカの一つ覚えだろうということ多すぎ。
皇室は、菊のタブーへと逆戻りするのだろうか。
時の政治権力にいいように扱われ、利用され、そして又一億総玉砕の道を歩むことになるかもしれない。
私は思うのは、政治権力に振り回されないようにしてほしいということだ。
できれば、政府とも国会ともつきあわず、京都御所に戻って日本の象徴として家系を続けてほしいものだ。
東京にいるとろくなことはない。
テレビ局はあるわ、週刊誌はあるわ、政治家どもはうじゃうじゃいるわ。
京都にお帰りなさい、天皇家の皆様。
でもねえ、正直個人的にはどうでもいいんですよね、悪いやつに利用されなければ。
天皇の赤子とか、大和魂とか、大君の下に死なめ、とか強要されない限り、いてもいいんじゃないですか、是非国の象徴として生き続けてほしいとは思う。
でも、そんな人生楽しいのだろうか。
私は勿論、ごめん蒙るけど。
女系天皇だと弓削の道鏡みたいな奴が出てくるからだめだとか言っていた人がいたが、天皇に権力なんか何もなければ、誰がなりたいものかと思うけどなあ、安部邦雄