外を出歩くと、全身がぼーとしている。
少し意識をはずすと、ここはどこ、私は誰?みたいな精神状態に。
ある温度を超えたら、人間は絶対に活動してはいけないと痛感する。
こんな精神状態で仕事できるわけない。
体温より高い場所にいれば、人間それだけでホメオスタシスの維持で手一杯だろう。
その上に何かするなんて無茶である。
病人が日雇い人夫に出かけるようなものである。
役に立つはずがない。
ゲットーのユダヤ人も又そんな環境に無理矢理置かされていたのだろう。
大変だったろうな、御悔やみ申し上げます。
神経が集中しないから、何書いているのか自分でもよくわからない。
昨日の夜、12時頃に散歩に出た。
外は30度、超熱帯夜である。
いつもの塚山公園の入り口でヒキガエルに出会った。
暑いせいか、腹を地の上に置き、全く動かなかった。
森の中で、孵化したばかりの蝉と出会った。
樹の根元あたり、空蝉のすぐ下で、ただじっとしている。
羽が伸びるのをひたすら無防備で待っているのだろう。
蝉は、長い間、土の中にいました?。
あとどれくらい、この蝉は生きているのだろうか。
我が身を振り返り、しばらく考え込んでしまった夏の暑き夜。
この欄は私が元気でいるか、どこかおかしくなっているのではとかが、よくわかるサイトでもある、さて今の私、元気でしょうか、それとも・・・安部邦雄