会社の近くに、中野区の地域センターがあると出ていたので見学に行った。
地域センターというのだから、きっと集会室とか談話室とか図書室とか、文化的な設備が整っているのだろうと勝手に思っていたのだが、完全に当てがはずれた。
単なる区役所の出張所、それも係りの人が3人しかいない。
自動ドアを開けたとたんに、すぐ受付があり、「はい、何でしょう」なんて愛想よく相手をしてくれる。
え?たったこれだけのスペース?
ど、どこが地域センターなのだとしばし戸惑う。
図書室は?談話室は?食堂もないの?
そう、何にもない。
中野区、情けないぞう!
何しろ、浜田山にある地域センター、老人施設もあれば、図書室もあれば、スポーツジムもあれば、囲碁将棋室もあれば、集会場も相当数ある。
温水プールだってあるのだー!
杉並区には、こんな地域センター、他にも一杯あるのに、何じゃ中野区のお粗末さは。
35度の暑い最中、10分近くも歩いて行って、収穫なしではたまらんなあ。
だんだん、中野区って大した街じゃないと思いはじめている。
ああ、やっぱり杉並区がいいなあ。
ほんと、東中野は何もない。
緑も少ないし、喫茶店も少ないし、文化施設も貧弱、近くに図書館があるらしいが、行くのがちょっと怖い、ますます鬱になるのではないかと、安部邦雄