昨日は、大阪の湊町にある「湊町リバープレイス」の6Fにある新しい事務所から更新した。
今は、まだ殺風景な事務所、借りてきた机一つに、薄汚れた応接セット一式があるだけ。
光ファイバーを引くつもりだが、実際に使えるのはいつになることか。
私にとっては、湊町はわが町ではない。
他人のテリトリーに、おそるおそる入ってきたという印象はぬぐえない。
いつか、この一帯を自分のテリトリーにするぐらいの気概をもって湊町にやってきたわけだが、今は精神的には昨日書いたような状況である。
そういえば、昨夜夢を見た。
放送局、つまり私が昔いた局なのだが、私の知らない人が一杯あちらこちらで談笑している。
私はその人たちの横をすりぬけながら、いつかこの人たちがみんな自分の知る人ばかりになる日が来るのだろうかと不安になっていた。
何をどうしてよいのやらわからず、ただうろうろするだけの私。
私にとって、一からのスタートである。
しかし、夢の中ではあらゆるところに人がいた、大いに盛況という感じだが、実際の放送局はそれほどでもない、沈滞を絵に書いたとでもいうべきか、知っている人しかいないというのも又考えものである、安部邦雄