夏のファッションをテレビが取り上げる季節になりました。
コメントとして、「ガングロから美白へギャルの顔が変わった」という一行が加わります。
ヤマンバはどこへ消えたのでしょう。日焼けサロンでひたすら身体を黒くした少女たちは、今その身をどこに隠しているのでしょう。
そう、ガングロファッションはガングロバブルだったのです。
まるでそれが普遍的な価値を持つように喧伝され、それにギャルたちがバブルっぽく、踊らされただけだったのです。
今、マスコミが流行だと言うのは、みんなバブルの子供なのです。
バブルが一番儲かるのです。だから、マスコミは次から次へとバブルを量産しています。
小泉首相も田中外相も、このままではバブルに踊らされるだけではないか。そして少しヒステリックな支持ぶりが目立つ国民も。
音楽もそうですよ。あゆみかヒッキーかなんて煽り立てて、数字を稼いでいるのもバブルの構造ゆえです。
バブルが一番儲かる!
この言葉を皆さん覚えておいて、なるだけ無駄な踊りをしないようにして下さいね。
安部邦雄