犬の散歩を1回1000円で引き受けている人がいる。
毎朝5匹、夜も5匹。
これで一日1万円になるという。
毎日でない犬もいるので、ずっとこの収入があるというわけではないが、それでもいい商売だなと思う。
近頃、会社組織(犬の散歩屋)になったところもあるという。
犬ぐらい自分で散歩に連れていけよといいたくなるが、一人暮らしの家が結構あるらしく、自分で散歩に連れていけないので代理業はとても重宝されているとか。
色んな要素がありそうだ。
老人の一人暮らしの増加。老人は金持ち。寂しいので犬を飼う。(用心にもなるし。)犬は外に連れていけと毎日うるさく啼く。
まだまだ、犬の散歩屋は金になりそうだ。
私も本当は犬ぐらい飼いたい。「異常ないか?」「異常ありません!」と答えてくれる犬がほしい。
でも、アパート暮しじゃ、ちょっと無理かな。よーし、早く一軒家に住むぞ!
ま、夢物語は横に置いて、犬の話の続き。
犬って、女性のファッションとよく似ているところがある。
つまり、はやりが極端なのだ。
ついこの間までは、ゴールデンレトリバーおおはやり。今は、ほとんど、ミニチュアダックスフント。
たまにコーギーが混じったり、後、盲導犬ブームなのだろうか、ラブラドルレトリバーも多い。
その反対に、あまり見かけなくなったのが、ハスキー犬。きっともうブリーダーが繁殖させていないのだろう。
犬の種類って、あまりにも人為的すぎないだろうか。
下手したら、種が滅びる可能性もあるのでは。
昔、よく居たスピッツなんか影も形もない。近頃はどんな形をしていたのかも忘れがちだ。
種は滅びたのだろうか?
ポメラニアンに進化したのだろうか?進化したんだから前の種はいいんだというのか?
犬の種類について、トキの絶滅を心配するほど、話題にならないのは何故なんだろう。
そりゃ、ニホンオオカミも絶滅するはずだ。
犬の種に対しては、人間はあまりにも無関心すぎるのではないか?
今まで滅んだ犬の種ってどれぐらいあるんだろう。よーし、明日ネットで調べてみよう!
え?それよりもたまっている仕事を早く片付けろって?
このままじゃ、犬よりも先に会社が滅びかねない?
うーん、痛いとこ突きますなあ、家来諸君。
誰か一緒に散歩して、安部邦雄