30度を超える暑さの東京でした。
街を歩いていると、ますます女性がまぶしくなってきました。
薄着というのですか、身体の線を思いきり出しています。
ま、どんな服装でも個人の自由といえば、そうなんですが。
ただ、これ見よがしに胸を突き出したファッション(早い話、Tシャツに胸が思いきりまとわりついて、ボーンと出ているバージョン)はどうなんでしょうか。
男から見たらそれほどでもないけど、女性から見たらあまり気分のいいものではないかも。
バストって、意外と女性のプライドとの相関関係あるみたいですね。
この場合、大きいバストの人が、「ほれ!見てみい!」とばかりに、胸を突き出しているわけですから、ちょっと劣等感持っている人には、「ふん、あほか!」と言う心境なのではないかと。
よけいなお世話かもしれませんが。
男にもこんな人がいます。いわゆるマッチョな奴。
毎日ジムに通い、プロテイン飲みまくって筋肉つけたわけですから、自分の身体を見せたくてたまらないんでしょう。
私の知人にも、どれだけ寒くともTシャツ姿だった男がいます。
寒いだろうというと、鍛えているから寒くない、相撲取りと同じなどと恬淡として言う。
嘘つけ、単に筋肉見せびらかしたいだけだろう、と心からバカにしていた。
ナルシシズムが人間の殻をかぶって歩いてるだけ、と思えるだけ、男は救われる。
これ見よがしの胸の女性はどうなんだろう。
なにしろ、顔とかスタイルとかは、これ見よがしで歩くにはちょっと危うさがある。
いつ傷つけられるかもしれないし、顔など、ちょっと何か余計なものが鼻とか口のまわりにくっつていたら、いくら綺麗でも、ちょっと引いてしまうだろう。
しかし、胸はこれ見よがしでも何ら問題ない。
文句のつけようがない。悔しさしか残らない。違いますか?女性の皆さん。
これから季節はどんどん暑くなります。
これ見よがしの胸は、更に街を埋め尽くすことでしょう。
私はいいけど、皆さんは本当にいいんですか?
これ見よがしの腹、安部邦雄