変なタイトルだなあと自分でも思いながら書くことにする。
東京でも流れているCMなのだが、プリペイドの携帯電話のコマーシャルを見たことがあるだろうか。
その中で大阪の女の子が使っているのが「やんか」、正確には「やんかぁ」。
語尾を上げるので、形は疑問形なのだが、相手に同意を求める表現である。
男も使うが、たいていは女の子が使う。
「私、かわいいやんかぁ、そんで帰り危ないやんかぁ?」
コマーシャルはこう言っていたと思う。
「うち、こわいわあ」、「電話の請求書の方がこわいわ。」
いや、関西の家庭らしい、ボケとツッコミの輻湊がほのぼのした雰囲気を演出する、実によいコマーシャルである。
ま、それはよいとして・・・。
実は、私はこの大阪女の「やんかぁ」にとても弱いのだ。
東京女に少々甘えられてもびくともしない私が(?)、このやんかぁを交えた大阪女の主張には全く逆らえなくなるのだ。
例題。
「なあなあ、この前、あそこへ買い物いったやんかぁ、その時、うちの誕生日の前の日やったやんかぁ、マフラー買ってくれたやんかぁ、そんで、今度誕生日やろ、うち、あんまり、お金もってへんやんかぁ、しゃあないから、手作りのケーキ作ろか思たら、うち不器用やんかぁ、せやからどないしょ思てるんやんかぁ、ほんま、どないしょ?」
「どないなとせえ!」
「めっちゃ、かわいいやんかぁ」なんて言葉もよく耳にする。
このやんかぁ、そんなに歴史のある言葉とは思えない。
浪花ギャルの独特な言い回しという感じがするのだが、いかがだろうか?(誰に聞いてんねん)
浪花ギャルの言い回しについてはまだ言いたいことがあるが、今日はこれぐらいにしといたろか。
やはりオナゴは関西が、安部邦雄