昨年末、会社の電話回線をISDNに変更し、インターネットを常時接続するようになって、色々と私の中に意識の変化が現われている。
目に見えるのは、電話料金が半分近くになったこと。
それまでは、ダイヤルアップ接続で時間で料金が加算されるため、使えば使うほど料金が高くなった。
しかも、一人がラインを使っていれば、他のスタッフはそれが終わるまで待っていないといけなかった。
それが、ちょっとISDN回線に変えるだけで、どれだけ使っても料金は変わらないわ、使う度にネットに繋いでいた手間ははぶけるわ、複数で使用していても、誰かが終わるまで待つ等ということがなくなるわで、実に結構ずくめ。
使いだして8ヶ月あまりなのに、私の意識を相当変えてくれたと実感している次第である。
幾つか例を出してみよう。
あるCDを聞きたい時、私は愛機iMacにそれを差し込む。すると、勝手にデータベースを呼びにいってくれ、そのCDの中味を教えてくれる。
そして、その曲がかかる時、今かかっているのは誰の歌う何と言う曲なのかも表示してくれるのだ。
前だったら、一々ジャケットを見たりして確認していたものだが、パソコンをプレイヤーに使っている限り、そんな手間は全くいらない。
これは凄いことだ。
ネットで情報を引っぱって来られるなら、ジャケットなんて作る必要がなくなる。
はるかに多くの情報を得られるし、何より最新情報がいつでも手に入れることだってできるようになる。
心から感心する。何て便利な時代なんだろう。
とはいえ、これもネットに常時接続しているから得られる情報なのである。
ダイヤルアップの人には、ひょっとしたら気付きにくいことではないだろうか。
常時接続で実感したのは、ルータという存在である。
インターネットを制御しているのは、至る所にあるルータなのだという。
会社で3人の人間が同じ時間にインターネットを使って別々の作業ができるのも、このルータのおかげである。
彼が勝手にわれわれの間の調整をしてくれているのだ。
こんな小さなルータが、考えられないような大きな仕事をしてくれている。
愛着さえ感じる。本当にありがとう。
次は、おそらくインターネット電話だろう。パソコンの画面に向かって仕事をしていたら、右下に電話表示が現れる。
電話がかかっていますよ、誰それさんから。
電話交換手までやってくれる。そこで、電話のアイコンをクリック。
「もしもし、安部ですが・・・」
画面の下には、相手の顔。全画面にしたければクリック。
楽しそうですね。ま、相手がお気に入りの人だったらの話ですが。
お気に入りの人は、やはり「お気に入り」登録しておくのでしょうかね。(マックだけの話ですが)
他にもインターネット常時接続は色々今までになかった楽しみを私に与えてくれそうな気がします。
ああ、本当にインターネットは楽しい。
もう胸がわくわくして嬉しくて仕方がない。ゲームを買ってもらった夜の気持ちというのでしょうか。
あなたはどうですか、わくわくしてますか?
ネットの出現に目からウロコの安部邦雄