石川県の海に行ってきた。
すると「サメ出没! 遊泳禁止」の看板が。ビーチの入り口にも、一応ロープが張られている。
サメは鳥取じゃなかったっけ? と思いつつも、まあ同じ沿岸だし、来たりもするのかな、と納得し、しかしせっかく来たのに(しかももう水着に着替えている)帰るのもアホらしいので砂浜を覗くと、結構な数の海水浴客がいる。
なんだ、いいんじゃないか、とそのまま海にザブン。
別段、サメにもかじられず、クラゲにも刺されず・・・。
数年前、中洲に取り残された人も、毎年のように雪山で遭難する人も、こんな感じなのだろうか。
警告が発せられていても、「どうせ言ってるだけだろ」と思ってしまう。そして実際、警告する側も「言ったからな。確かに言ったからな。言ったんだからこっちには責任はないぞ」というような責任回避のためのアナウンス色が強い。
こういうのってどうなんでしょ?
サメは水深2メートル以上のところまでは、平気で来ます。とか白いものを見ると襲ってきます。とか
昨日は福井県のどこそこで目撃されています。とか
もうちょっと具体的な情報を与えて、あとは自己責任でやってくれ、というふうにしたほうが、各人の危機管理能力が高まるんではないだろうか。
建前の責任逃れと、ホンネの遊泳許可。
それはそれで、高度な文明システムなのかもしれないが。
松島トモ子?ムツゴロウ?segawax