東京の地下鉄で私が一番利用するのは、都営の大江戸線である。
前の事務所があった代々木も、今の東中野の事務所も利用できる地下鉄は大江戸線だけ。
青山とか六本木、大門(浜松町)、汐留や築地に一本で行けるのでとても重宝している。
5分に1本程度だが、無茶苦茶混むということはない。
車体は大阪でいうと鶴見緑地線のようなミニ地下鉄だが昼間はほぼ座れるので便利である。
ただこの線、唯一つとんでもない欠点がある。
とにかく、ホームに行くのに時間がかかるのだ。
六本木の駅なんか、ビルにして14階分ぐらい昇らないと地上に出られない。
駅に到着しても、そこから外に出るのに5分かかるのだ。
それを考えると途端に気が重くなったりする。
ついでにいうと、東中野駅も相当深いところにホームがある。
エスカレータを4つ乗り換えないといけない。
そのうちの一つは、5?6階分ぐらいの長さがある。
昇り用に2つエスカレータがあり、その一つは急速エスカレータ(?)と呼び、もう一つより微妙に速かったりする。
ホームにおりるのは時間がかかるが、車内は空いている。
ま、そういう状況だから結果的に空くのかもしれないが。
それに比べて地下鉄銀座線の便利なこと、階段を一つ下りればそこが駅と言う感じ、しかも3分に1本、昼間でも走っているし、でも混んでいるけどね、安部邦雄