先日、あまり使わない家の近くのGSでガソリンを入れた。
リッター104円だと言う。
え?ちょっと高いなあ。
遠出から戻り、補充の為に行きつけのガソリンスタンドへ。
リッター96円。
え?8円も安いやん。
例の伊豆行の時の経験である。
前者は井の頭通り沿い、後者は甲州街道沿い。
車の量が多い方が安いなんて変ではないか?
需要が多ければ値段が上がるはずなのに、これはどうしてだ?
車の量が多い→ガソリンスタンド乱立→過当競争→ガソリン値崩れ、の図式か?
しかし、2つのガソリンスタンド、車で5分ぐらいしか離れていない。
あまり資本主義っぽくない結果だ。何故なんだろうね。
ガソリンなんて逆ざやだ、なんて言う人もいる。
売れば売るほど赤字になるらしい。
だったら、売らなければいいと思うが、前にも言ったかもしれないが、ガソリンの販売量に応じてリベートが発生するので、やはりできるだけ売った方が損害も減ることになるという。
石油会社もガソリンを作り過ぎたら、やはり少しでも在庫を減らそうということで、リベートを上乗せしてでも販売を優先するという。
にしても、やはりガソリンの値段と言うのはよくわからん。
本当に儲からないのだったら、こんな一等地に店は出せないだろう。
適当な出店数、理想的な立地条件さえ整えば、ガソリンスタンドの経営なんてそれほど難しいことではないのかもしれない。
ほっといても、客はやってくる。
後は、周りの競合店と値段で負けないことだけだ。
ガソリンスタンドの経営者は創意工夫がなさすぎるのでは。
違いますか?
メーカーや卸しに力がある業界は、えてしてこんな経営努力のいらない小売り店を量産しかねないのではと思う。
例えば、松下とか日立とかの家電業界。町の電気屋さんは、たいていどこかのメーカーの系列で、ただそこが発売するものを売っているだけでよかった。
量販店の攻勢にバタバタ店をしめる結果になっていくのも当然かもしれない。
酒屋もそう。
店を開けていれば、客が酒や醤油を買いに来た。
今は、黙っていれば客はみんなディスカウントストアへしか行かない。
酒屋の出店規制を持ち出したりして、何とか既得権益を守ろうとする業界。
これもメーカーや卸が変に市場を牛耳っていた酬いでもあろう。
米屋もそう。こちらは国の支配力のせい。
ガソリンスタンドは今後どうなる?
少なくとも、水素燃料や電気自動車が主流になれば、ガソリンスタンドの支配形態は変わるはず。
石油業界の力はもう働かない。
ただ、のんべんだらりと店を出しているだけでは、スタンドはやっていけないはずだ。
しかし、井の頭通りと甲州街道でリッター8円の差はひどすぎると思うのだが、一体どういうことなのだろうか。
誰か御意見あります?
今日もあと数分みたいなので、早く文章チェックして終わらせることにしよう。わ、もう12時や。
近頃、点検しましょうか?と声をかけられなくなった、安部邦雄、車がぼろすぎるのかな?