変なタイトルをつけてしまった。
英国秘密諜報部員ジェームズ・ボンドと国際犯罪組織スペクターとの対決を描くところから始まった映画007シリーズ。
世界のほとんどの人が知らないところで、悪の組織に単身潜入、善悪不明のボンドガールとやらを次々口説き落としながら、最後に危機一髪をくぐり抜け、敵の心臓部を爆破。
よくやった、007。
しかし、仕事は終わっていない。次のお前の指令はこれだ!
えー?又、仕事ー!
そうだ、場所はアフガニスタン。悪の組織アルカイーダの首領ウサマ・ビンラディンを捕まえろ。
アメリカのCIAも既に潜入している。
合い言葉は、えーと、不毛なハゲワシ、ちごた?
ま、後で秘書にちゃんとしたのを確認しておくように。
例によって、お前が捕まったり死んだりしても当局は一切関知しない。
あ、これはスパイ大作戦の連中に言う言葉やった。
ま、ええわ、とにかく一杯小物の武器用意してあるから、楽屋で受け取っておくように。
さらばじゃ、ウアハハハハハ・・・・、あ、これは黄金バットのセリフか。
つまり、今アフガンで活躍しているのではと思われるのが、こういった秘密諜報員007のような存在である。(おいおい、断定してしまっていいの?)
見えない戦争なんて、かっこつけて話すアメリカ高官もいるようだが、つまりはこういった専門能力の高いスパイが、大抵の場合単身潜入し、敵につかまったり、殺されたりしながら、名もなく貧しく美しく(?)、日夜活躍しているのかもしれないのだ。
こういうのはすべてトップ・シークレット。
我々の目に見えることは絶対になく、又、そのような人物がいたことさえ記録されないであろう。
何しろ、007のような存在は、アメリカのドラマに幾らでも出てくる。
0011ナポレオン・ソロだっていたのだ(!)。
アラブゲリラなんて怖くない。
炭疽菌とか天然痘とかエボラ出血熱だって、予防接種済みだ。
行け!007、戦え!007。
話がややこしくならないうちに悪の砦を破壊しろ!
そして、すべては歴史から抹殺される。
いつのまにか、貿易センタービルは復元され、人々は再びアメリカの平和(パックス・アメリカーナ)の元で、何ごともなく惰眠をむさぼるのであった。
めでたし、めでたし。
なわけないか?
しかし、絶対アメリカのことだから、そんな連中投入しているんだろうな。
なにしろ、アメリカの映画では・・・・。
ま、「サボテン・ブラザーズ(スリー・アミーゴ)」の例もあるので、あまり映画の世界を過信しない方がいいけどね。
何か趣旨が無茶苦茶になってきたなあ。
これじゃ、まるで「オースティン・パワーズ」の世界ですねえ。
え?単なる悪ふざけ?
そ、そんな・・・・。
管理人が帰って来ないよう、安部邦雄